牧場しーぼーりー♪(挨拶)
双葉です。
今回紹介するのはこちら。実は、僕がボードゲーム初心者の頃、「ボードゲーム」というジャンルにハマってしまうきっかけになった作品です。
『あやつり人形』をご紹介していきましょう。

・プレイ人数・・・2~8人(2~3人、8人プレイ時に特別ルール有)
・プレイ時間・・・30分~45分
・ルール難易度・・・★★☆☆☆(やや簡単)
『あやつり人形』は、プレイヤーがある城下町の権力者となり、建物を建設して都市の発展・繁栄を目指すゲームです。
その建物カードがこちら。

左上の○の数が建物の値段。上段左の「寺院」は1コイン、下段右の「墓地」は5コインです。
高級な建物は建築しづらく、点数が高い。安い建物はその逆。
また、紫の建物は高いかわりに特殊能力があります。
あなたは自分の力でお金や建物を手に入れることはできます。しかしそれだけでは都市の建設には時間や手間がかかりすぎますので、城下町の様々な人材に声をかけ、味方につける必要があります。
それが彼ら、8人の職能者です。

プレイヤーは毎ターン、これら誰か1人の力を借りて、様々な効果を得ることができます。
順に紹介していきましょう。

暗殺者。いきなり穏やかではない。
手番の初めに、他の職業を1つ選んで、行動不能にします(その職業を選んだプレイヤーの手番が飛ばされます)。

盗賊。
指名した職業を選んだプレイヤーからすべてのお金を盗みます。

奇術師。
他のプレイヤー1人と手札を全て交換します。枚数に関係なく全てですので、自分の手札が少ないほど得をしやすいですね。

王様。
次の手番の親になります。また、黄色い建物の数だけお金が貰えます。

司祭。
「将軍」(後述)の効果で建物を壊されなくなります。また、青い建物の数だけお金が貰えます。

商人。
追加の1ゴールドを貰えます。また、緑の建物の数だけお金が貰えます。

建築家。
建物カードを追加で引き、さらに追加で建物を建築できます。

将軍。
他人の建設した建物を、建築費用より1つ安い値段で破壊できます。また、赤い建物の数だけお金が貰えます。
ゲームは、
①親から順に職業を選び、自分以外にはわからないように伏せておく。
②「暗殺者」から「将軍」の順(上記の紹介順)で選んだプレイヤーが手番を行う。(行動準に親は関係ない)。
③誰かが8つ建物を作るまでこれを繰り返す。
といった感じで進行していきます。
まず①。職業カードを選ぶ。
カードの選び方は自由ではありません。
まずは親が使うカードを選択し、職能者の山を隣プレイヤーに渡します。
隣プレイヤーはその余った山から、自分が使うカードを選択します。
これを最後まで繰り返すわけです。親から遠ざかるほど、選択権は減っていきますね。
こうした「親から順にカードを選び、余ったものを次の人に渡す」という選択方法をカード・ドラフト(ドラフト)と呼びます。他のゲームでもよくあるシステムなので覚えておくといいかもしれません。
野球が好きな人は「ドラフト」のイメージはしやすいかもしれないですね。親から順に欲しい選手(カード)を指名していくのです。
次に②。手番を行う。手番では、
(1)1コイン貰うか、あるいは建物カードを引く。
(2)建物を作る。(「建築家」以外は1ターンに1つまで)
(3)選んだ職業の能力を使う。(手番であればいつでも行ってよい。)
の3つの行動ができます。「暗殺者」で指名されていると、この行動が一切できません。
そして③。誰かが8つ目の建物を作った時点で、そのラウンドが最終ラウンドになります。
建物のコストがそのまま点数になるほか、
・建物の色(全部揃えてるとボーナス)
・建物の数(8つ建物を作ったプレイヤーにボーナス)
がそれぞれ貰えます。以上で最終集計を行い、いちばん点数が高い人が勝ち。
このゲームの勘所は、選択した職業の読み合いです。
あなたが緑の建物をたくさん作っていたとしましょう。
緑色の建物にボーナスがつく「商人」は、暗殺や盗賊の恰好の的になります。
また、あなたが安い建物を大量に作り、8点での早上がりを目指していたとします。
周りは建物を破壊する「将軍」を取りたがるでしょうし、今度は建物カードを引く「建築家」や建物を守る「司祭」が「暗殺」の餌食になることは想像に難くありません。
そして肝心なのが、プレイヤーには8枚すべての職業カードが配られるわけではないことです。
配られるカードの数は、常にプレイヤー人数+1枚なのです。
これはどういうことかと申しますと。例えば4人でこのゲームを遊ぶ場合、
・8枚中3枚をゲームから取り除く(何人かの職業がランダムでいなくなる)
・5枚のカードを順に取っていくので、4人目のプレイヤーは2枚から1枚を選んで受け取る(消去法ではカードを絞り込めない)
ということです。このシステムが心理戦に拍車をかけています。
「絶対に相手はこの職業を選んだはずだ」と思って選んだ暗殺者や盗賊が空振りに終わることも少なくありません。
しかし、この2つの職業が「あるかもしれない」という緊張感が、常に職業選択に心理戦の要素を加えます。
ところで。ボードゲームが好き!という人には、こうした「心理戦」を好む人が少なくないように思いますが、既に当ブログで紹介しただけでも
『ごきぶりポーカー』のようなブラフ・ハッタリの駆け引き、
『デッド・オブ・ウィンター』のような協力・裏切りの探り合い、
そしてこの『あやつり人形』のようなカード選択での心理戦。
一口に「駆け引き・心理戦」といっても様々な形態があるのがわかると思います。
ボードゲームに慣れてきたら次は「どんなタイプの心理戦が好きか」を考えてみてもいいかもしれませんね。
ちなみに現在販売している『あやつり人形』は実は拡張セット同梱版でお得となっています。
差し替え用の異なる能力の職業カードがあったり、追加の建物があったり。ちなみに実は拡張セットを使わないと8人ではプレイできなかったりもします。慣れてきたら、こちらでも遊んでみるといいですよ。
(双葉)
双葉です。
今回紹介するのはこちら。実は、僕がボードゲーム初心者の頃、「ボードゲーム」というジャンルにハマってしまうきっかけになった作品です。
『あやつり人形』をご紹介していきましょう。

・プレイ人数・・・2~8人(2~3人、8人プレイ時に特別ルール有)
・プレイ時間・・・30分~45分
・ルール難易度・・・★★☆☆☆(やや簡単)
『あやつり人形』は、プレイヤーがある城下町の権力者となり、建物を建設して都市の発展・繁栄を目指すゲームです。
その建物カードがこちら。

左上の○の数が建物の値段。上段左の「寺院」は1コイン、下段右の「墓地」は5コインです。
高級な建物は建築しづらく、点数が高い。安い建物はその逆。
また、紫の建物は高いかわりに特殊能力があります。
あなたは自分の力でお金や建物を手に入れることはできます。しかしそれだけでは都市の建設には時間や手間がかかりすぎますので、城下町の様々な人材に声をかけ、味方につける必要があります。
それが彼ら、8人の職能者です。

プレイヤーは毎ターン、これら誰か1人の力を借りて、様々な効果を得ることができます。
順に紹介していきましょう。

暗殺者。いきなり穏やかではない。
手番の初めに、他の職業を1つ選んで、行動不能にします(その職業を選んだプレイヤーの手番が飛ばされます)。

盗賊。
指名した職業を選んだプレイヤーからすべてのお金を盗みます。

奇術師。
他のプレイヤー1人と手札を全て交換します。枚数に関係なく全てですので、自分の手札が少ないほど得をしやすいですね。

王様。
次の手番の親になります。また、黄色い建物の数だけお金が貰えます。

司祭。
「将軍」(後述)の効果で建物を壊されなくなります。また、青い建物の数だけお金が貰えます。

商人。
追加の1ゴールドを貰えます。また、緑の建物の数だけお金が貰えます。

建築家。
建物カードを追加で引き、さらに追加で建物を建築できます。

将軍。
他人の建設した建物を、建築費用より1つ安い値段で破壊できます。また、赤い建物の数だけお金が貰えます。
ゲームは、
①親から順に職業を選び、自分以外にはわからないように伏せておく。
②「暗殺者」から「将軍」の順(上記の紹介順)で選んだプレイヤーが手番を行う。(行動準に親は関係ない)。
③誰かが8つ建物を作るまでこれを繰り返す。
といった感じで進行していきます。
まず①。職業カードを選ぶ。
カードの選び方は自由ではありません。
まずは親が使うカードを選択し、職能者の山を隣プレイヤーに渡します。
隣プレイヤーはその余った山から、自分が使うカードを選択します。
これを最後まで繰り返すわけです。親から遠ざかるほど、選択権は減っていきますね。
こうした「親から順にカードを選び、余ったものを次の人に渡す」という選択方法をカード・ドラフト(ドラフト)と呼びます。他のゲームでもよくあるシステムなので覚えておくといいかもしれません。
野球が好きな人は「ドラフト」のイメージはしやすいかもしれないですね。親から順に欲しい選手(カード)を指名していくのです。
次に②。手番を行う。手番では、
(1)1コイン貰うか、あるいは建物カードを引く。
(2)建物を作る。(「建築家」以外は1ターンに1つまで)
(3)選んだ職業の能力を使う。(手番であればいつでも行ってよい。)
の3つの行動ができます。「暗殺者」で指名されていると、この行動が一切できません。
そして③。誰かが8つ目の建物を作った時点で、そのラウンドが最終ラウンドになります。
建物のコストがそのまま点数になるほか、
・建物の色(全部揃えてるとボーナス)
・建物の数(8つ建物を作ったプレイヤーにボーナス)
がそれぞれ貰えます。以上で最終集計を行い、いちばん点数が高い人が勝ち。
このゲームの勘所は、選択した職業の読み合いです。
あなたが緑の建物をたくさん作っていたとしましょう。
緑色の建物にボーナスがつく「商人」は、暗殺や盗賊の恰好の的になります。
また、あなたが安い建物を大量に作り、8点での早上がりを目指していたとします。
周りは建物を破壊する「将軍」を取りたがるでしょうし、今度は建物カードを引く「建築家」や建物を守る「司祭」が「暗殺」の餌食になることは想像に難くありません。
そして肝心なのが、プレイヤーには8枚すべての職業カードが配られるわけではないことです。
配られるカードの数は、常にプレイヤー人数+1枚なのです。
これはどういうことかと申しますと。例えば4人でこのゲームを遊ぶ場合、
・8枚中3枚をゲームから取り除く(何人かの職業がランダムでいなくなる)
・5枚のカードを順に取っていくので、4人目のプレイヤーは2枚から1枚を選んで受け取る(消去法ではカードを絞り込めない)
ということです。このシステムが心理戦に拍車をかけています。
「絶対に相手はこの職業を選んだはずだ」と思って選んだ暗殺者や盗賊が空振りに終わることも少なくありません。
しかし、この2つの職業が「あるかもしれない」という緊張感が、常に職業選択に心理戦の要素を加えます。
ところで。ボードゲームが好き!という人には、こうした「心理戦」を好む人が少なくないように思いますが、既に当ブログで紹介しただけでも
『ごきぶりポーカー』のようなブラフ・ハッタリの駆け引き、
『デッド・オブ・ウィンター』のような協力・裏切りの探り合い、
そしてこの『あやつり人形』のようなカード選択での心理戦。
一口に「駆け引き・心理戦」といっても様々な形態があるのがわかると思います。
ボードゲームに慣れてきたら次は「どんなタイプの心理戦が好きか」を考えてみてもいいかもしれませんね。
ちなみに現在販売している『あやつり人形』は実は拡張セット同梱版でお得となっています。
差し替え用の異なる能力の職業カードがあったり、追加の建物があったり。ちなみに実は拡張セットを使わないと8人ではプレイできなかったりもします。慣れてきたら、こちらでも遊んでみるといいですよ。
(双葉)