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詩【 野に集う花の集会にて 】

〜〜 自然への詩 〜〜



何を集うているんだい?
目立たぬように
小さき花顔の君たちが


大きな木の傍らで
日差しを受けながら
声を繋ぎ合わせて集うて
声をかけども
返答などはなき


なれども
集うて笑ふ花顔に
心は離れぬ草むらの傍らで
我も揃うて集いし花会に


我もまぜておくれな
君らには異形の者とは思えども
心は離れぬ
草むらの中での花会に


耳をすませて
集いていやる君らの花会に
我も参加しやる   そっと


異形の姿の我が
君らの花会に集えば
心も繋ぐ秘かな花の集会にて


野に咲く草花たちの集会に
我の心は離れぬ
君らにはとっては異形の姿の
我が参加して集う花会に
いつしか
大きな木から一枚の旬な葉が
参加せし    野に集う花会に


異形の姿の我が
君らの花会に集えば
心も繋ぐ秘かな花の集会にて


野に集う花の集会にて