{31E8E129-6B0D-4365-9B39-B800140FAA89}



詩【 桃源郷 】

【 桃源郷と呼ばれし里 】
〜〜 自然への詩 〜〜



桃花が咲き乱れし
桃源郷と呼ばれし山の麓
匂ひぞ放てば
川の水も春を告げし
風の声も


山のなだらかな斜面に
咲き乱れし桃花の匂ひぞ
どこまで流れし空の向こうまで


山を越えて流るる
匂ひぞ
幾つも越えし桃花の匂ひに
風は運びゆる


季節を呼びし桃源郷の里
風は運びゆる
一枚の桃花びら薄紅色の
声を繋ぎ合わせて運ぶ


幾つも山を越えて
匂ひは流るる桃源郷の里


いつぞやの桃花の匂ひは
遠き地で咲き誇りしだろふか
紅色に染めた花顔の君らが


時は過ぎれども
運びし夢の桃源郷


幾つも山を越えて
春を告げし桃花の匂ひぞ
心に残りし桃源郷の里山
君らの放つ声は
我が心に残りし今も


桃花が咲き乱れし
桃源郷と呼ばれし山の麓
匂ひぞ放てば
川の水も春を告げし
風の声も


遥か夢の桃源郷の里で
時は過ぎれども    映しこむ心かな
春を呼びし夢の桃源郷


【 写真/桃の花 】

 昔、1年半だけ住んだことがある桃源郷の里での美しさを詩作品にしました。
春を迎える桃花の姿です。


{53191068-4D6A-40D2-B5C7-10640222CF6E}