今日は撮影が早く終わり、あとの時間が空いたので、
PARCO劇場で上演中の
音楽劇『リタルダンド』を観てきました。
あらすじは・・・
突如若年性アルツハイマーに襲われた、音楽雑誌の編集長と再婚の妻と回りの人が織り成すファンタジー。
音楽劇と書いてある通り、劇中に歌も挟まれるけれど、
ミュージカルのようにガッツリではない。
それでも、個々の透き通った歌唱スキルが半端なく高いので、音楽劇としての魅力がタップリ。
病気を扱っているものの、
お涙頂戴のようなお話しではなく、
編集長の病気が進行し、ポロポロと零れていく記憶に
現実を突きつけられ翻弄されていく登場人物達が切なすぎて、
嗚咽が漏れてしまうのでは

と思うほど、心が揺さぶられ涙が止まらなかった~。
特に
昔から編集長に心を寄せる部下が、
新しい記憶から喪い、昔の記憶をとどめるだけの編集長に
不意にきつく抱き締められ戸惑い尽くすシーンには心が震えた。
時折笑いも交えながら、絶望に等しい結末にゆっくりと歩み進めるも、
そこに隠される暖かさと思いやりに、心を奪われた。
私もこんな風に
お客さんの
心を震わせることがあっただろうか?
例え、人形であっても
今日は完敗だ。