本日も大阪市阿倍野区方面へお参りに行ったのですが、その前に

大阪では有名な骨仏のお寺『一心寺』へ立ち寄ってきました。

 

 

色んな意味で一度お参りしてみたかったのですが、先週に堀越神社を探している時にたまたま見つけたご縁です。


まずお寺の入り口である山門には、近代的で大きな仁王像があり、予想通りの今時の流行のお寺さんだな、というのが初見の感想。

そしてその派手な門をくぐるとすぐに本堂が見えるのですが、意外と昔ながらの立派な建物。

さらにはその本堂を中心に、各お堂が、上手く配置されています。

なんだか、思っていた雰囲気と、少し違う…

また骨仏(下写真のお堂内)も、聞いていた限りではもっと雑なモノかと思っていたのですが、とても綺麗な仏様です。

 

 

なるほど観光寺院でもなく、さらに一度戦災で荒廃したのに、明治期よりの二世代ほどでここまで立派なお寺になったことに納得です。

偉そうに書いて申し訳ありませんが、本当に素晴らしい。

百聞は一見にしかず、反省です。

 

そして、そして、参拝者の多いこと!

GWだからかなと思い、受付の方に聞いてみたのですが、普段より少ないくらいですとのこと。

再度、ビックリ。

僧侶として、とても勉強になりました。

 

それと、これを見ないと!

 

 

一心寺のジャカランダ。

新芽の成長がうちのお寺と同じくらいで、とても親しみを感じました。

こんなに大きな樹形だと、開花期は綺麗で迫力があるのでしょうね。

 

そしてもう一つ!

これは知らなかったのですが、

 

 

ジャカランダの隣に、日本では本当に珍しい「インド菩提樹」が植っていました。

日本ですと温室では育つのですが、普通に自生している樹は初めて見ました。

あまりに嬉しくて、落ち葉を一ついただいてきました。

 

そして今日も、ここでいただいた御朱印をお参り先にお供えしてきました。

来週でそのお参り先の中陰供養も最後になりますが、浄土に行ってもまだまだ色々教えて下さいね。

 

合掌

 

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