ストーリー | 長谷川表具店

長谷川表具店

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今日は曇り空の岩手県。寒さも進んでいますね。

 

さて、もう10月も後半になり、慌ただしくなっています。

 

飲食店はコロナの影響があるようですが、

 

あまり影響しない業界もあるわけです。

 

生活していくためには、色々と苦労するわけです。うん。

 

さて、今週のBS放送 こころ旅

 

火野正平さんが岩手路を走っています。録画ですけどね。

 

今週は岩手県の内陸部を走行していて、

 

稲刈り間近の田んぼが、黄金色に輝いていました。

 

そして、晴天。

 

雲が少しありますが、はっきりとした青空で、風も無く、

 

正平さんが、「気持ちいいなぁ」。。を連発していました。

 

自転車で走行していた時期は最高の天気だったと思います。

 

トンボも至る所で飛んでいて、田舎道の風景が全開でした。

 

田んぼの風景は最高なのですが、

 

ふと感じたことは、人が居ないこと。

 

紫波町の日詰商店街を通った時も、まぁ、地元の人が映っていない。

 

そんなものかなぁ。。。田舎に人は居ないものだ。

 

少子化はもとより、全年齢にわたって人口減少しているのが分かります。

 

紫波町の赤石神社の桜に思い出を持つ人のお便りで、

 

その桜を訪ねていました。

 

樹齢700年の老木のようで、つっかえ棒で抑えている様子は、

 

どこか痛々しい感じがするのですが、でも、立派に毎年花をつける。

 

生きている限り、がんばって、やることをやり続ける。

 

人だって、桜だって、みんな同じですね。うん。

 

それにしても、何百数か何千通か分からないけれど、

 

結構、人気の番組で、取り上げられるお便りは、本当に貴重です。

 

田舎の人が居ない、ひっそりとした桜でも、思い出がある人たちがたくさんいるのです。

 

行きたくても、行けない人が大部分です。

 

それをテレビで見れるというのは、個人的にはものすごく嬉しい。

 

個人的なストーリーだけれど、他の人が見ても、

 

この人は、苦労したんだなぁ。。楽しかったんだなぁ。。。悲しかったんだんぁ。。。

 

などなど、他人ではあるけれど、喜怒哀楽が特定の場所とリンクして、

 

なんとも言えない空間を作っています。

 

そして、なんといっても、正平さんの人柄でしょうか。

 

ぼくとつした印象なんだけど、意外と恥ずかしがり屋で、

 

橋を渡るのが怖くて、高所恐怖症で、坂道が嫌いで、

 

そのキャラクターが人を惹きつける。

 

人って弱い所を見せたがらないんだけど、

 

タレントさんだから、それもさらけ出さなければならない。

 

仕事だからと言ってしまえば、それまでなんだけど、

 

でも、心の風景を、淡々と、でも、気持ちが入った言葉で、

 

短く、ボソッと伝える。

 

ボソッとではないかもしれないけど、特に大げさに表現するわけでもなく、

 

静かに、思いを込めて、ゆっくりと手紙を読む。

 

私は最初、他人のストーリーを聞くのは興味が無かった。

 

自分には関係ないし、その場所も私にとっては、知らない場所なので、

 

ストーリーよりも、正平さんの昼食シーンや、上り坂の苦しそうなシーン、

 

湧き水を飲み、美味しそうなシーン、地元の人と会話するシーンなど、

 

ストーリーとは関係のない場面が好きだった。

 

でも、最近は、亡くした人との思い出とか、

 

もう会えない人との思い出のストーリーが多い。

 

そうなると、他人のストーリーでも、この人は、どういう思いで手紙を書いたんだろう。。。とか、

 

悲しいストーリーや、辛いストーリーに惹きつけられるようになった。

 

BSの街録や、ドキュメント72時間の番組に似ている。

 

私は、あちこち、経験が豊富なわけではないから、

 

色々な境遇の人達を知らない。

 

だから、他人の悲しいストーリーや、辛いストーリーに元気をもらえる。

 

変な意味ではなくて、そんな、とても悲しい経験をしたけれど、

 

乗り越えて、今があるってことは、その人が死ぬほどがんばったということ。

 

だから、私もがんばろう!

 

という元気をもらえるのだ。うん。

 

でも、一見、悲しさを乗り越えたように見えても、

 

いまだに完全に悲しみを乗り越えてはいないといいます。

 

悲しみを乗り越えることは出来ないと思っているようです。

 

それが普通というか、当たり前というか、それでいいと思うんです。

 

悲しみを乗り越えたから、もう悲しまないという状況にはならない。

 

悲しいことは、いつまでも悲しい出来事で、

 

悲しい感情を持つことは良い事だと思うのです。うん。

 

他人のストーリーに元気をもらえるようになりました。

 

歳のせいかなぁ。。。

 

岩手路のこころ旅もあと2日。

 

地元なので、シーンを見ながら、必死にどこの場所を走っているかを、

 

推測するのだけれど、

 

なかなか、レアな道を選んで走っていて、地元民でも場所が分かりにくい。

 

でも、楽しい。

 

うん。