8年目 | 長谷川表具店

長谷川表具店

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雨が降っています、岩手県。

 

これから風も強くなるとの予報です。

 

東日本大震災から8年。

 

復興は見た目進んでいますが、ハード的な部分だけが進んでいて、

 

心などのソフト面は進んでいないケースもあります。

 

震災特集が組まれていて、今の復興状況を目の当たりにすると、

 

当事者たちは、心も癒えないまま、生活や仕事に必死に取り組んでいる。

 

昨日のNHKでも、根浜海岸の宝来館の現状を放送していた。

 

旅館の経営が苦しい状況で、借金の返済に迫られている。

 

なかなか思うように事業が伸びない現状。

 

震災前の旅館は、海水浴や釣り客でにぎわった。

 

今は、海水浴も出来ず、釣り客も減った。

 

温泉につかりにくる観光客か、地元の冠婚葬祭に使われる。

 

観光客も、冠婚葬祭も、忙しいときと、そうでない時がある。

 

なかなか固定費が見込めない苦しさがある。

 

宝来館に、過去、何人ものコンサルタントが来たと言う。

 

でも、具体的な改善プランを提示した人は、一人もいなかったと言う。

 

きっと、そのコンサルが責任を持てないからだ。

 

こうやれば儲かりますと言っても、それをするには膨大な金が必要だったり、

 

おそらく、そのコンサルは親身になっていなかったのでしょう。

 

お金の無い所は、コンサル料も見込めないから、冷たいんでしょうね。

 

言葉では優しく、態度は適当にあしらう。。。なんか、テレビみてそう感じました。

 

所詮、そのコンサルだって、他人事なわけで、金にならなかったら真剣に改善を考えない。

 

せちがない日本だ。

 

せめて何かを提案すればいいのに、責任を負いたくない一心だったのでしょう。

 

いっそ、そのコンサルの名前を公表するぐらいの仕打ちをしてもいい。。。。

 

なーんて、思ったりもする。

 

あと、復興住宅は建ったけれど、近所になじめず、いや、震災の心が癒えず、

 

孤独死だったり、自ら命を絶ったり、切ない事が起こっている。

 

節目、節目で、テレビ、ラジオが取り上げてくれるけど、

 

当事者の心は一向に晴れないのだろうなぁ。。。

 

娘を無くした夫婦は、やはり、8年経っても、心の傷が癒えることはない。

 

おそらく、悲しみが突然、湧いたように出てくるのでしょう。。。。

 

誰もが、身内の死に対して直面するわけだけど、

 

病気で亡くなるのと異なり、突然の事故で無くなるようなものだ。

 

それも、自然災害という、避けられない事故に。

 

相手の気持ちは分かっているようでも、本当の悲しみは分からないわけで、

 

第三者はどうすることも出来ない。

 

話相手になるだけでもいいのでしょうけど。。。。

 

ふと、訪れる悲しみに対応できるようになって欲しい。

 

おそらく、みんな、辛さや苦しみに対応できる工夫をしているはず。

 

そうでなければ、生きていけない。

 

辛さや、悲しみに対応できるようになるには、できるだけ人と関わった方がいいのではないでしょうか。

 

ひとりポツンと毎日、時間が過ぎていくのだけを待っていることは、させたくない。

 

自ら、何か、動くようなことをしなければ。。。

 

別に体を動かさなくても、手紙でも、写真でも、電話でも、何でもいい。

 

人とかかわりを持って欲しい。

 

8年目に思う。

 

うん。