皆さん、こんにちは。

いよいよ今日から全国的に自粛解除、規制もありますが、いよいよ電車走る人活動再開となって行きますね。

多くの皆様も、気を付けながらの今後のご活躍となりますね。

 

さて船クルーズ船の話し、今回で10回目を続けますね。

マニラ滞在の2日目は、イントラムロスを巡ります。


ここは16世紀にスペイン植民地時代に、城壁の中を意味する言葉で、マニラの歴史的景観地区になります。

まずは最も北に位置するサンチティアゴ要塞、ここはスペイン軍の要塞として作られ、ムカムカ太平洋戦争時には、日本軍がこちらを使っていたとのこと。

フィリッピンの建国の父であるホセ・リザールはここで日本軍によって投獄され、ドクロ惨殺したとの記録があります。

ちょっと暗い雰囲気になってきたところで、そこから歩いて5~6分の所にあるマニラ大聖堂に向かいました。

 


ここは1571年創設のかなり大きな教会です。

アジア最大級のパイプオルガンもあり、なんとこの日は春節の元旦にあたるところもあってかか、壮大なラブラブ結婚式が挙げられていました。

後方座席に少しだけ陣取って、その厳かな雰囲気を味わってきました。

フィリピンは、思うに東南アジアの中でも最も欧米の雰囲気に近いと感じますね。

皆さんの礼服やドレスなどは、東南アジアと言うより、まさに欧米系の様な・・・。

 


次はカーサ・マニラ博物館に訪れました。

ここはまさにスペイン統治下であったころからの品々、特に家具や食器や宝飾品などが飾られていたのです。

そしてあの話題となったイメルダ元大統領夫人に関するもの、自宅で使っていた台所のセットが再現されていたのです。

恐らくはイメルダ夫人ではなく、お手伝いさんが使っていたかとは思うのですが・・・ね。

 

博物館の前にあるのが、世界遺産のサン・オウガスティン教会。




こちらでもハートブレイク結婚式が挙げられていました。

ここは教会修道院になっており、今では美術館にもなっています。

先のマニラ大聖堂と同じ1571年創設とあり、ただこちらが石造りのフィリピン最古の教会として、世界遺産になっているのです。

こちらの教会は、創設後幾度の倒壊があり、3年後の1574年、12年後の1583年と続き、修道士がそこから創意工夫をして1607年に今見えている形(修復はある)となったらしいです。

そして館内には多くのキリスト教の美術品が飾られています。



聖人や巡礼者に関するもの、2mを超える肖像画や13徒が描かれた絵画、そして長い厳かな廊下の脇にもいくつもの作品があります。

今回の紀行の中では、この教会~美術館は最も良かったです。

 


やがてそちらを出て、南側にある近代的なホテルの屋上に上ってイヒマニラ市内を一望しました。

そして船に戻る途中に古のホテルマニラホテルに立ち寄り、帰船しました。

 


マニラはお月様世界3大夕日と言われているものの、この日はくもり曇ってして、その光景を拝むには至らなかったのは残念でしたね。

 

さあ、次はタイのレムチャバンを目指します。