Oさん、お太鼓2回目。

キレイに忘れてきてくださいました。
思い出したくても、思い出せないとは思いますが、
それでも、2回目。
記憶の果ては、はじめてじゃないことを知っています。
自分では気づかなくても、
前回よりナニかをつかめたはず。

あいかわらずの、ちんぷんかんぷんな状態のまま、
今日は二回通りできました。


ちかちゃんは、用事があって1時間半しかいられないというのに、
お稽古に来てくれました。
うれしいことです。

11月のお友だちの結婚式に向けて、付け下げと二重太鼓を。
楽しみにしていた結納では、
キモノを着ることができなかったのです。残念。。。
その分、11月にはしっかりと。

それから。
ありがたいことに。

おばぁちゃんの古いお家を解体するために、
キモノの片づけをしていたら、
反物やらも出てきたそうで。

紬と、その仕立てのために用意していたらしき八掛と胴裏をくれると言うのです。。
どうしましょ。
お姉ちゃんとも相談して、
自分たちには着こなせそうにないから、
私に着てもらおうっていうことで…。

時代を感じる色、柄ゆきではありますが、
それが逆に私にとってはお宝。
ありがたく、着させていただくことにします。
まずは、仕立てなきゃね。
たのしみ。


そして。
午後からは、個人レッスンをお申し込みいただきました。
はじめましてのUさん。

このブログを見てくださって、お問い合わせをいただきました。
うわぁ。
笠岡でこの反応はうれしいこと。

大好きなアーティストのライブに、浴衣で行くそうです。
たのしそーぅ☆

着つけを習った経験がおありです。
着崩れない着方、半幅帯の結び方がご希望。

何度か、ライブに着て行かれたことがあるそうです。
そのときは、つくり帯を締めて行かれて、
外国の方に「どうやって結んでいるの?」って聞かれたけど、
わからなかったからキチンと覚えたいと。

すばらしいですね。


ライブで動いても、くずれないようにっと言われても、
腕をあげれば、飛び跳ねれば、とうぜん着崩れます。
そこは、キッパリとご理解いただいたうえで。

以前習ったところのとおり、
コーリンベルトをお使いいただきました。
紐をつかうより安定しますし、ご本人も慣れているぶん安心でしょうし。

帯結びは、
カンタンなうえ、帯の長さしだいで華やかにもアレンジできる長舟を。

さすが、経験のある方なのでスムーズですね。

いつもの私のクセ(いいのか悪いのか…)で、
気づいたら3時間以上経過していました。
四回通りはしたでしょうかね。


Uさん、最後に「とっても楽しかった」って言ってくださって、
ふーーーぅ。
長かった今日の疲れが、イッキに吹っ飛びました(・´з`・)



   ++++++++


単衣、着ておかなきゃね。

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チェックのハギレを、帯揚げに。

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うしろは、ひさしぶりにお太鼓で。
Oさんが、仕上がりをイメージしやすいようにと思って。



今日も。

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見られてる。。。