Oさん、8月末から3週連続でのお稽古なので、
ずいぶん身についてきましたよ。

お願いし続けていた、
お家でのお稽古もしてくださったみたい。

ひとりでやって、
わからなかったところやら、うまくいかなかったところを、
お稽古に持ってきてくれるようにお願いしています。

今日、ちゃんと疑問点を持ってきてくださいました。


疑問点を解決しながら、
まず、ひととおり帯まで仕上げてもらって。
仕上がりのチェックをしたあと。
帯揚げを直しただけで、どれだけ着姿が変わるかを見ていただきました。
ある程度着れるようになったら、
あとは、そういう細かい点のちがいです。

そして。
一回、私が着せてあげて。
繰り返し言っているけど、なかなか身についていないポイントを
実際に着せてあげながら、
どうしてこうするのか、
こうするとどうなるのか、を説明。

手順が身についてきたおかげで、
この説明がすんなり理解できたよう。
自分で着たときにうまくいかなかったところが、
ポイントさえおさえれば、
簡単に解決できることだとわかっていただけました。

キレイに着たときの着心地のちがいも、感じていただけたし。
この着心地を感じていただければ、
これから自分で着たときに、ずいぶん変わってくるのではないかな。

一重太鼓も、しぜんに手が動くようになったし。
お家でしっかりやってもらって。

次回のお稽古では。
体型に合わせたお太鼓の大きさを、身につけていただきましょうね。



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ギリギリで間に合わせた小千谷縮。

めっちゃ、着やすい!!
身丈も、反物の長さの関係で4尺3寸くらいに仕立てたから、
おはしょりもいい感じ。


あわせる帯を迷ったけど。
思い切って、真っ赤にしてみました。


DSC03740.jpg 


後ろは、もちろん銀座結び。
赤が明るくなりすぎるので、
黒のレースリボンで抑えて。

ハギレの帯揚げで、ちょぃとマリン仕上げ。



半衿を、マジメに絽にしたのは。(見えにくいけども)
Oさんに、衣替えのお話をするため。

とりあえず、
袷のものしかおもちではないので、
その時期にしか着る機会もないわけですが。
知識として、キチンとお持ちいただかなければ。

実物を見ないと、絽とか言われてもわからないですしね。


衣替えについても、
あまりむずかしく考えないでほしいのですが。
茶道の世界では、
気候に合わせて~では、通用しないかもしれないので。


私の場合は。
暑ければ、12月でも単衣を着ますけど。もちろんヾ(*`∀´*)ノグヘヘヘ

とはいえ、
絽の半衿と夏帯は、今日がギリギリセーフかな…。