2022 登山 その26 大和葛城山(奈良県) | HIRO'S DIARY vo3

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令和4年11月19日(土)晴れ  大和葛城山(奈良県)

 

午前8時30分に駐車場を出発。

 

葛城山ロープウェイ乗り場の横の道を登って、イノシシ除けの柵を開けて登山道に入る。

 

 

 

歩いてスグの所に「くじらの滝コース」「北尾根コース」の分岐があり

今回は「北尾根コース」から山頂を目指す。

 

 

でも登り始めから、いきなり階段状の急登が目の前に現れた。

 

 

そんな急登を息を切らしながら登ると、次は岩場の急登が現れて更に息が切れる。

 

 

そして、倒木を乗り越えてしばらくすると、ベンチがある休憩所が目の前に現れた。

 

 

 

そこからは、御所市の街がキレイに見えた。

 

 

少し息を整えて更に前に進む。

 

すると、今度は両手が当たるくらいの狭い登山道が現れた。

 

 

そこを抜けてしばらくすると、また同じような狭い登山道が現れ

息を切らしながら登ると、やっと尾根に出てモミジがキレイに紅葉していた。

 

 

 

そこから更に登ると「ダイヤモンドトレイル」の合流地点に出た。

 

 

ココからも登りが続き、今度は長い階段が現れた。

 

 

 

その階段を登り切って平らな登山道にホッとすると、また長い階段が現れた。

 

その階段を登り切って平らな登山道にホッとすると、またまた長い階段が現れた。

 

その階段を登り切って平らな登山道にホッとすると、今度は長い下りの階段が現れた。

 

その階段を下って平らな登山道にホッとすると、またまたまた長い階段が現れた。

 

その階段を登り切って平らな登山道にホッとすると、またまたまたまた長い階段が現れた。

 

事前にサイトなどで、階段が多いのは知っていたが

「どんなけ階段出てくんねん・・・」と、心が折れそうになった。

 

そして、やっと階段地獄から抜け出して電波塔の裏を抜けると

またまたまたまたまた階段が現れた。

 

 

本当に心が折れそうになったが、もうスグなので何とか最後の力を振り絞って登ると

目の前に山頂広場の遊歩道が現れた。

 

 

そして「白樺食堂」の横を抜けて、裏に回ると休憩所があった。

 

 

 

そこでは、子供たちが望遠鏡で楽しそうに景色を見ていたが

もう終わりと言っても、子供たちが何回も100円を入れて見るので

お母さんがキレていた。

 

その白樺食堂の向かいの道を登ると、山頂はもうスグだ。

 

 

 

 

 

そして午前11時30分、標高959.2mの「大和葛城山」に到着。

 

 

そして、いつものように山頂でお昼を食べた。

 

山頂はスゴク広くて、ロープウェイがあるので一般の方や家族連れも多かった。

 

と言う事で、お昼ご飯を食べた後に散策してみた。

 

 

 

ススキの群れの向こうに、以前に登った「金剛山」がキレイに見えた。

 

 

そして遊歩道を抜けて、帰りは「クジラの滝コース」を下った。

 

 

 

 

すると、暫く下った所で中学生くらいの子供が何人かいる

10人程の2つの家族ぽいグループが登ってきた。

 

みんな疲れていたが、その中のお母さんらしき人が、おばあちゃんの様に腰を曲げて

思いっきり息を切らしながら登っていたので

 

「もうスグ頂上ですから、頑張って下さい」

 

と声を掛けたら、ゼイゼイした声で

 

「あと、どの位ですか?」

 

って、聞かれたので

 

「ここまで下って10分くらいなので、あと30分以内で着くと思いますよ」

 

って、言ったら

 

「え~、あと30分・・・」

 

と、消え入りそうな小さな声で言われた。

 

ただ、そのグループを見ると誰もバックパックを背負ってなくて

一応、運動靴だったが、そのお母さんも含めてほとんどの人がジーンズで

飲み物も持ってなさそうだった。

 

レインウェアも持ってないと思うので、雨が降ったら全員が低体温症になってしまう。

 

たぶん、登山の準備を全くしていないのに、その場のノリで登ったのかも知れない。

 

山頂広場の遊歩道まで行けば、帰りはロープウェイがあるので大丈夫だと思うが

初級のハイキングコースではなくて、本格的な登山道なのでスゴク危険な行為だと思う。

 

だが、その後にその家族のグループに更に脅かされる事になるとは思わなかった。

 

そして、そこからドンドン下ると、かなり急な階段や荒れ地があった。

 

 

 

そして、その先には豪雨で流されたのか、階段が崩壊していて急斜面の迂回路を下った。

 

その迂回路は、平らでカチカチでツルツルなのでスゴク滑る。

 

 

そんな迂回路を、滑らないようにストックを使いながら30分くらい下った。

 

登りは階段ばかりで心が折れそうになったが、このカチカチのツルツルの登山道を

もし自分が登っていたら、その場所を下りで30分かかったので

滑りながら登ると、たぶん1時間以上かかって心が折れていたと思う。

 

そう考えると、そんな登山道を普通の運動靴で登った、あの家族のグループは

登山をする準備は全くできていなかったが、逆にある意味スゴイと思ってしまった。

 

そして、しばらく下ると「くじらの滝」が目の前に現れた。

 

 

でも、大きな滝だと思っていたが5m位の小さな滝で少しガッカリした。

 

そこから少し下り、イノシシ除けの門を抜けて、午後2時30分、無事にヴェル号に到着。

 

 

 

 

 

 

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ハイク時間6時間、標高差673m、総歩行距離10kmの行程でした。

 

登りは、いきなりの急斜の階段と岩場と、何度も現れる階段に心が折れそうになったけど

天気が良くて景色もキレイに見えて、気持ちイイ登山でした。

 

そして、今回は「karrimor ridge 50+」を初めて使って登ったのですが

今までは、どのバックパックを使っても左肩が少し痛くなったのですが

今回は全く痛くなりませんでした。

 

しかも、前回と同じだけ色々と入れても余裕があったので

今回は、おにぎりが煎餅になりませんでした。

 

こんな事なら、もっと早く登山用のバックパックを使って登れば良かったのにと思いました。

 

と言う事で、今回の登山で今シーズンは終了です。

 

そして、12月は滑る準備をして、年末年始はニセコで楽しみたいと思います。

 

 

今回の教訓

1、11月でも汗をかく。って言うか、汗ダクになる。

2、11月でもハイドレーションの水は必要。って言うか、2リットル必要。

3、カチカチでツルツルな斜面は、ビブラムソールでも滑る。

4、ロープウェイがあると山頂は賑やかで、売店やトイレも完備していて宿泊施設もある。

5、年配の夫婦が登っているのを見ると、ほのぼのした気持ちになる。

6、でも、若いカップルが手を繋いでイチャつきながら登っているのを見ると、イラッとする。

 

 

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