どもども。長らくまたご無沙汰でした。
この日曜日、娘の専攻楽器のみの
独奏部門のコンぺティションがありました。
午前中に全国の高校生46名による予選があり、
その中から10名が午後の本選に出て、1~3位が決まります。
2チームに分かれるので、本選に残るのは各チーム23人中の5人。
5人って、多いようでけっこう少ない(笑)。
ので、予選で納得する音楽するのが今回は大きな目標。
師事しているくま先生からも「1年の間は先輩たちの演奏を
見学に行くつもりで欲を出さずに素直に吹いてくればOK」と
言われていたものの、やっぱり、コンクール。
いい成績が欲しいと思うのが人間の悲しい性。
そしてそう思えば、アガるもの。しかも、香川の田舎もんが
神奈川の大学で、多くの首都圏の高校生に
囲まれて練習し、吹くわけです。
しかも、例によってくま先生の選ぶ曲は難易度A(笑)。
実は1か月前、同じ曲で県内のコンクールに出た時
講評でも点数でも散々な結果を得て奈落の底に突き落とされました。
あんなに号泣し疲弊し、心が折れた娘を見たのは初めて…
と傍目でも思うくらい、深い深い闇へと沈んでいきました。
自分自身の力のなさと向き合うとともに
音楽という世界の闇の部分、汚さも見たあとの1ヵ月。
もちろん、鬼母代表のマミィですから、平然と
「審査がどうであれ、自分の演奏をやり遂げなさい」と
言い放ちましたが、だいじょうぶかな、と、内心はそわそわ。
だけど反面
這い上がれなければ、音楽の世界では生き残れないと
冷静に思っている部分もあり。ぽっきりと心が折れたあと
どう立ち上がるかで、この世界で通用するかどうかの
真価が問われるなとも思っていました。
調子がいい時に、自信があり、結果が出るのは普通のこと。
そのために、音楽の専門の高校に行ってるのだから。
でも調子が悪い時、自信がまったく無くなった時
もう一度、結果を出すことは難しい。
だけど、人生というのは、順風満帆なわけなどなく、
何度も立ち上がり、繰り返し、向かっていくしかない。
それが無理となった時には失意のまま去るしかなくなる。
それが何かを本気で目指す、ということなのです、厳しいけれど。
予選の演奏は、堂々と力強く、のびやかに楽しく
この子は音楽とトロンボーンを何より愛しているのだ、と
しみじみ感じました。だから、あの闇を抜けて帰ってこれたんだ!
終わった瞬間。客席の数人が息をのんだのが分かり、
娘は、やり切ったという輝きに包まれていました。
それだけで十分だ、と控室に駆け上がりました。
「おかえり!」の笑顔とともに。
そして娘の「ただいま!」の笑顔。
それで十分でした。
結果。
本選出場しました。
本選は、予選ほどは気迫がこもっていなかったけれど
まぁ、楽しめたんではないかな。
何より、終わった後に先生方に直接講評を聞き、
全国の先輩方とメアドの交換をし、お互いに
健闘をたたえあっている姿は、素晴らしい成長に感じました。
何人か「1年生のくせにムカつく」とガンつけるおねいさまも
含まれていたのが残念でしたが、それに気づいても
びくともしないし。(またそれにムカついてキーキーいうてたw)
闇を越えて、また少し肝が据わった娘。
ちょっと離れたところで見守るしか、もうできないけれど、
その背中は、なかなかにイケてました。
そんなふうに、しみじみ思う、今日ですが。
まぁ、なんとてこの1ヵ月、ばりくそしんどかった~(爆)