耐震強度偽装問題で、警察当局が国土交通省や各自治体から、構造計算書を偽造していた姉歯1級建築士の聴聞記録や開発会社ヒューザーら建築主3社の聴取記録の提出を求め、分析を始めていることがわかった。今回の事件は経済行為ではなく、詐欺行為である。逮捕は当然のことである。
警察当局が提出を求めたのは、国交省による姉歯建築士の聴聞記録や建築主3社の聴取記録のほか、元請け設計事務所からの東京都の聴取記録、千葉県が姉歯建築設計事務所を立ち入り検査した際の姉歯建築士からの聴取記録などである。建築主3社以上に、黒幕の存在まで踏み込んで捜査されるのかどうか、コンサルタント会社とこの事件の関わりも不可解である。姉歯建築士とも、木村建設ともコンサルタント会社は深い関わりがあり、また関与した人物から政治家が甘い汁を吸い上げていた可能性もある。