素晴らしい本があるので紹介します。
「ニューヨーク流たった5人の大きな会社」著者の神谷秀樹さんは、ニューヨークの独立系投資銀行の会長。この本には興味深い点がいっぱいあるが、著者によると日本人はリストラについて勘違いしているそうです。日本におけるリストラとは人員カットとか、工場の閉鎖、不採算事業の清算などの「縮小」の意味に使われる。それは円が高くなったとか主に外部要因に起因し、受身で行なわれる。アメリカではこのような縮小は単に「ダウン・サイジング」すなわちサイズを小さくすると言い、リストラクチャリングとは呼ばない。アメリカで言うリストラクチャリングとは、突き詰めれば「生まれ変わってゆく努力」で、これは常に自分のうちから能動的に出てくる行為であり、果てしのない改革である。アメリカで言うリストラクチャリングについて興味がある方は、是非ともこの本を買って読まれると良い。驚いたのはたった5人の会社でもできる大きな仕事。小さいからできないという問題はあまりないことであって、発想や工夫、努力の問題であって、小さくても大きな仕事ができるという考え方が重要だ。