書く度にお久し振りな(U)です。
今晩は。

最近、編集部は灼熱地獄ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか。
本当に信じられないくらいのスペースにパソコンと人と資料がひしめき合い、隣の部屋との温度差3℃は軽いだろうなという秘境の地です。

もともとこの部屋はきっと人が居るために作られたわけじゃないんだろうな…なんかちびまるこちゃんの屋根裏部屋という名の天袋で無理矢理行うクリスマスパーリィを思い出します。
こちらは物置きで無理矢理編集部やってますよ。

さて、そんな編集部極貧物語は置いといて、先日、某先生からとてつもなく美味しいチーズケーキを頂きました!本当嬉しくてうるっときました。

灼熱の編集部は解凍を待ち切れず、ちょっぴりシャリシャリのままチーズケーキを貪ったのは先生には内緒です♡本当にご馳走さまでした!

さて、今のところ灼熱自慢とケーキ自慢しか出来ていない私ですが、ちゃんとなんか意味のある事を書こうと思って、来ましたよ。今日は。

今日は梶本レイカ先生の『高3限定』について書きに来ました。
早くもレビューがたくさんでとても嬉しいです。やっぱり良くも悪くも何かを書き残したくなる作品というのは、それだけの力がありますよね。

良く見るのは「グロイ」、「辛い」、「痛い」というご意見。
ですよね~、という感じです。
でも、最終的には「2巻も絶対に読みたい!」と言ってくださる読者様が多い事が嬉しかったです。

レビューを見て、作品の衝撃的な描写に関して不安で気になるけど読めないという人も非常に多いようですね。そして、面白かったけど、人にはすすめないとしている人もどうやら多い…のかな?この辺は発売から日が経たないので、まだ疑問符ですが。

そんな風潮を前に、作品の担当者としては『高3限定』、本当にオススメです!!!

ハッキリ言って私はSAWシリーズも観れないし、バイオハザードもグロイシーンは目と耳を塞いでいるし、全然グロテスクな物が見れない、読めない人間です。

でも、『高3限定』は読めました。
読めたからといって、作品がグロくなかったよ!って意味ではないのですが、この作品には衝撃的な描写以上の何かがあると感じました(SAWやバイオのファンの皆様、上記作品がグロだけだよね!って意味でも無いです!)

あ、でも羊たちの沈黙は観れるので、もしかしたら案外グロ見れるほうなのかもしれない…まぁ、グロの基準は人それぞれなので、とりあえず、言いたい事はグロしかないわけじゃないし、そこがメインでもないです。と、いう事です。

ミステリーの要素もある、ホラーの要素もある、ラブの要素もある。
ジェットコースターみたいで単純なエンターテイメントとしても凄く面白いし、
それ以上のメッセージ性も含んでいる。

一部の描写に関しては本当に衝撃が強いので、衝撃的としか言い様がないのですが、
そのめくらましに引っ掛からずに先に進んでみてください。

そこには本当に、帯にも書きましたが、「どうしても、読んで欲しい」の理由が隠されています。

もうね、本当にこの作品、BLコーナーと言わずに何処にでも置いて欲しいし、男性にも読んで欲しいし、きっと誰が読んでも感じるところはあるんじゃないかと思います。書店員の皆様、どうか宜しくお願いします!!!

更に言うと、この作品、全3巻の予定です。
1巻だけでは意味がありません。梶本先生もあとがきに書いていますが、ついてきてください!!!

そして、2巻と3巻を出す為にも皆さん、1巻を買って、そして広めてください!!!

私はこの作品と出逢えて本当に良かったって思ってます。
辛いけど、痛いけど、これは描いてくれてありがとうって私は言いたい物語だなぁ。

今も梶本先生ともども皆さんに少しでも「痛い思いをしたけど、それも悪くなかった」と言ってもらえるようにもがいておりますので、今、読む事をお悩み中の方は勇気を振り絞ってくれると本当に本当に嬉しいです。

そして、コミックスだけじゃなくて、連載にもついていくよ!という心強いアナタ!
『高3限定』は現在、『COMIC Be』で連載中です。

取り扱い店舗がまだまだ少ないので、見当たらない場合には、書店さんで注文、もしくはAMAZONだと早いです。

一度は発行が流れてしまった伝説的、作品。
これを梶本先生が一人で終らせるには大変すぎる…って側で見ていて凄く感じます。
逃げたくもなる内容です。

だからこそ、読者の皆様が一緒についてきてくれる事がとっっってもこの作品には大事な事だと思います。

2巻、3巻を伝説にしない為にも、皆で行けば恐くないの精神で是非、一度、『高3限定』を覗いてみてください。




そ、それにしてもこの部屋暑いなぁ……

(U)