更新しようしようと思いつつ、読む人に有益なネタを考えつつ、あるにはあるんだけれどもまだ公開が出来ない…と考えているうちにギブアップがエンドレスループです。

なので、今回は突然勝手にブログで紹介!(ジュニアに全然関係無い)私が個人的にオススメしたい冬休み用小説!

私事ですが、ここ暫く小説読みたい月間です。
漫画が読みたい、映画が観たい、アニメが観たい、そして小説が読みたいという波が私はバラバラに来て、一回その期間に突入するとそればかりしています。漫画と小説の時は消費量が半端無く、本で破産するんじゃないかとハラハラしてしまうわけですが、ご飯を食べるより本が買いたいとか苦学生かって感じですね。映画の時には休日にDVDを4本くらい観たり、アニメの時は下手すると25話全部を観てしまいます。小説月間に突入する前はずっとアニメ月間で「Angel Beats!」「とある魔術の禁書目録」、「セキレイ」、「乙女妖怪ざくろ」等すっごくNLな作品をずっと観ていました。闘う乙女は萌えますよね!ちなみセキレイはおっぱい祭りが激しいので、とても癒しになります。湯たんぽが入れられるおっぱい枕があったら売れると思う。

アニメに関してはさて置き、活字離れが~と騒がれる昨今ですが、小説も面白い!
最近編集部で回し読みされているのが、百田尚樹さんの「永遠の0(ゼロ)」(太田出版)です。これは戦争モノが苦手な人でも凄く読みやすいと思います。主人公の青年がジャーナリストの姉と共にゼロファイターだった祖父の事を追っていくストーリーなのですが、戦時中の日本という時代背景や戦闘シーンの躍動感、今からは考えられないような兵士の心理状態、全てが情報として私の中では新鮮で、考え深く、更に知りたいという気持ちにさせられる作品でした。後半で一気に物語のスピードがあがるのですが、ラスト数ページは涙で文字は読めないし、本を握り締め過ぎてページがグニャグニャになってしまうという未だかつて無い程に動かされました。世界第二次大戦についてはヨーロッパサイドの書籍を読んでばかりだったので、如何に自分が日本に関しての知識が不足していたかを思い知らせれました。是非、機会があれば来る冬休みに読んで頂きたい書籍ナンバー1です。

全然別ジャンルだと「バチカン・エクソシスト」(文春文庫)というノンフィクションものがリアルに怖かった…。執筆者がジャーナリストで、特に否定も査定もせずに淡々と実在のエクソシストや悪魔に取り憑かれた経験のある人物や現在、苦しんでいる人に聞いた話、取材中に体験した話などをいれているんですが、ホラーとは違った怖さがありました。どんな理由にせよある日、自分がこんな風になってしまったらどうしよう、という漠然とした不安を煽られますね。バチカンの中での対立も面白く、司教の中でも悪魔払いを否定的にとらえている人が多いという事実がなんだかとても不思議でした。私みたいに単純にとらえてしまう一読者としては「神は居るけど悪魔は居ない」と言っているようで、その矛盾を問いたい気持ちになりますね。基本的に創作のホラーも好きなのですが(グロいのは駄目)、同じエクソシストの繋がりでいくと1999年の「Stigmataー聖痕ー」という映画もオススメです。バチカンにはなんと奇跡認定部門というセクションが実在し、世界中で起きている"奇跡"と呼ばれる現象を科学的な視点からも検証するスペシャリストが居るのですが、もうそのセクションがある事自体が当時の私は吃驚でした。此処の部分を知る為だけに観ても面白いかも。ストーリーの展開としては聖痕と呼ばれる、イエス・キリストが十字架に打ち付けられた時に受けた傷と同じ部分に超自然的な現象で急に傷が浮かび上がる、所謂奇跡の一つを体験してしまう女性を中心にバチカンのあり方を問う展開となっています。

続けるといつまでも続きそうなので、この2作品で止めておきます。本当にジュニアに全然関係無いですね…!今回のジュニア186号も勿論面白いですよ!ってちゃんと自社の宣伝もしておきます。「日本海軍菊花聯合艦隊」では妙高ファンの方には嬉しい妙高のショートストーリーが掲載となっています。今後も毎号、メインの7人、それぞれに焦点をあてたショートストーリーを展開していきます。最初は三笠、今回は妙高、次は誰になるのかな??知っているけどまだ言いません…!待て、次号!

意外にもアンケートで編集部漫画を楽しんでくださっているというお声が多くて吃驚している(内)でした。