第72回大和郡山市 芸術祭 ( 講評会 )
この芸術祭は 絵画・書道・工芸・写真 に分かれていて、同時に 華道展 も
同会場で開催されていました。
当クラブのメンバーも4人が応募し 1名が 奨励賞3名が 入選 と言う結果でした。
行った当日は 講評会 もあり、その内容も聞くことが出来ました。
これに参加するというのはとても勉強になります。
自分がその作品に対する評価と先生と言われる人達が指摘される評価との差が分かるのです。
奨励賞
タイトル:「 ほんのりと 」
作者は 竹籠に入った灯りとそれを眺める女性の顔 にポイントを置かれたのでしょう。
先生の評価は 右上の白い灯りに目が惹かれ、女性の顔に目が行かない。
白い灯りが入らないように撮影した方が良い。
私の感想 それはそうだが、それを考えていたらこの女性の表情は撮れなたった
だろう。
むしろ、トリミングで竹籠ギリギリまで切って上部や右側の部分も
カットするのが良いと思いました。
私もコンテストに出しますが、その時は写真を見つめて 『この部分は必要か』
と自問自答して作品を作ります。
入選
タイトル: 「 緑の世界へ 」
作者は とある建物に入って 紫の絨毯と窓の向こうの緑の景色 の、この色の
コントラスト に惹かれたのでしょう。
先生の評価は 上の天井部分はカットした方が良い。
私の感想は 天井部分は全部消さなくても良いのでは?
右の反射部分と下の黒い部分はカットしたとして、上下左右を紫で
囲まれた感じの緑の窓を表現した方が良いと思いました。
人の評価は千差万別ですね。
入選
タイトル:「 夜空の彼方へ 」
作者は 空港で飛び立つ飛行機の光跡 を捉えていたのでしょう。
先生の評価 上手に撮られていて良いのですが、何かもの足りない。
暫く見ていて 何かが欲しいですね。
私の感想 何が足らないのか言わないのかい!
こういう所もアドバイスが欲しいですね。
確かに右上の余り意味のない空の空間があります。
もう少し夕焼け色があっても良かったのかも?
暗い夜ならば月をそこに合成するという手もあるが・・・
この写真で手直しするならば、空港の赤いライトの左で切って上の大きな
雲をカットすれば、もう少し感じが違ったのかも?
カットしなかったのは長く尾を引く光跡が欲しかったのでしょう。
入選
タイトル:「 阿 ・ 吽 」
作者からの申し入れはなかったが芸術祭に行ったときに当メンバーが入賞していたことに気付きました。
左右の阿吽像の間に鐘の写真を入れた組写真ですね。
作者は タイトルの 「 阿・吽 」 とした・に鐘を重ねたのでしょう。
先生の評価 私は直接聞いていなかったのですが、知人にその内容を聞いたところ
真ん中の鐘の画像が大きすぎる との事。
もっと拡大して鐘の突起物だけの方が良かった。 とことです。
私の感想 私はこの作品は好きですね。
左右の淡い肌色の色合いと中央の 常磐緑色 との色コントラストが良い
ですね。
気になるのは阿吽像の前ボケと中央の鐘意外が写っていることですね。
私の感想は横に置いといて、先生がどのように評価したのか、本人が撮影した意図が作品に反映しているのか等、講評を聞くことで大変勉強になることは間違いないでしょう。
皆様 おめでとうございます。
応募された方々全員が入賞以上の成績だった事は良かったです。
来年は私も応募してみようかね。
新規会員さんを募集しています
入会申し込み方法
申込場所: 伏見公民館
住 所: 奈良市青野町2丁目13-4
開館時間: 9時~17時
休館日 : ・月曜日
・国民の休日
(月曜日の当たるときは翌日も休館)
・年末年始
※ ブログの規定により電話番号が記載できませんので
申し訳ございませんがお調べの上ご連絡をお願いいたします
※ 当クラブの会長 (阪野) が不在の時は、館長若しくは職員におたずね下さい。
※ 雰囲気を見たい方は 無料見学 も可能です。
ベテランの方も・初心者の方も歓迎で 会員を募集しています。
大和西大寺を中心に活動していますので、近郊の方以外でも大歓迎です。
現在の会員で一番遠い方は 京都 からの参加です。
毎月第2金曜日 13時30分~16時30分 伏見公民館にて勉強会を開催
春3回・秋3回 の撮影会も実施しています。
会費は 毎月1,500円 で、半期分を期の最初に納めます。



