2024年6月度例会 ベストショット作品
伏見ゆうゆうフォトクラブ 第26号 講師 貝本泰男
阪野輝男さん
今月も組み写真に取り組んで頂きました。
鍛冶屋の火花や雰囲気を上手く撮られています。
白飛びすることも無く露出も良いと思います。
火花を画面いっぱいに長く表現されおり素晴らしい出来だと思います。
3枚組写真にして下側に広がりのある作品を入れられたのも功を奏しています。
職人の表情も見えてきます。
テーマ坂品「清涼の響きと虹彩は」虹と岩場の表現が深みのある色彩で情景が伝わってきます。
そして滝つぼの音が聞こえてきます。
タイトル「パチ飛んだ」
タイトル「清涼の響きと虹彩」
日岡弓枝さん
組み写真の作品ですが職人の表情が入る位置で上手く撮られました。
作業場の雰囲気や職人が見える位置も良かったと思います。
楽しい意義ある撮影会でした。
ここは2回目とのことで立つ位置を把握した上で撮影に当たられたことは良かったと思います。
テーマ作品「雨の調べ」は日頃の何でもないシーンを作品にされたところに良さがあります。
いい作品は意外にこんな所から生まれることも多いと思います。
タイトル「炎との語らい」
タイトル「雨の調べ」
大岡富雄さん
火花の形が面白いです。
まるで線香花火が飛んでいるような表現です。
SS15分の1秒がもたらす形状ですね。
暗かったけれどそれを活かしてこの表現をされたのは素晴らしいです。
色んな撮り方をして色んな発見をしてください。
テーマ作品では草と苔が生える水車小屋、見かけることは少なくなりましたが懐かしさを覚えます。
少しスローで回る水車の音「コトコトコットン~」が聞こえてきそうです。
タイトル「鍛錬」
タイトル「水車」
中城康雄さん
これからの時期は暮れそうで暮れない時間帯が長く続きます。
青空が少し残っているものの雲が上から覆い被り異様な光景です。
池に映り込む風情も表現されていて狙いが良かったと思います。
タイトルに相応しい光景です。
「たそがれ」ですが綺麗な夕日とその中を走る電車が水面に映り込み今にも警笛が聞こえてきそうです。
この表現でもいいし明かりをつけて走る電車に思いがあるならばもう少しシャドウを明るめにしても違った作品になります。
すごくいい作品です。
タイトル「くれ泥む」
タイトル「たそがれ」
野田勉さん
いいアングルで撮れました。
火の燃える様、真剣な職人の顔、白飛びも無く迫力があってとてもいいと思います。火の形も良く露出も適正です。炭の燃える音も聞こえてきそうです。
テーマ作品ではシンメトリーに両サイドに人物を入れられたのが良かったと思います。
ここでも人の歩く音が響いてきそうです。
「火と戯れる」
タイトル「煌く街角」
講師「貝本泰男」の作品
刀職人の生き様を眼で見ることが出来て感動いたしました。
真剣な職人の顔や動きを火の粉が飛んだ瞬間にシャッターを切りました。
テーマ作品は桜の花びらが散って間もなく近くのご婦人がやって来てラジオ体操を始めてくれました。
「1,2、3~4」と軽快な声が聞こえてきました。
タイトル「プロの顔」
タイトル「ラジオ体操」











