こんにちは。
スピリチュアル心理セラピストの
城田幸林です。
今日は、あるクライアント様の
お話をしましょう。
*ご本人の許可を得ております。
真理子さん(仮名)は独身のOLさんです。
40歳で、ご両親と一緒の家で
暮らしています。
私の潜在意識チェンジセラピーを
数回受けていただいており、
転職にも無事成功されています。
セラピーの中では男性に対してのトラウマも
扱っているので
会社で男性上司と仕事をしていても
緊張する事もなくなりました。
厳しく怒られる事もなくなったとの事です。
(DV上司はトラウマがあると寄ってくるのです)
しかしながら、
まだ、苦手な男性がいるのです。
それは、
すばり、お父さん!!
セラピー以来、
前よりは振り回される事は
なくなったとはいえ、
どうしても好きになれない。
何か、自分に対する「優しさ」が
違和感を感じるという事なのです。
出かける時に
「気を付けて行ってきな」
等と声をかけてくれるのですが、
言葉では伝えられない違和感、、、。
数年前、疲れて眠っている時に
父親の生霊が背中にくっついてくる
という体験をしてからというもの
忘れようとしてもフリーズしてしまうとの事。
性的に好かれているのか、どうなのか、
あれは夢なのか、、、
ココロの中でも物理的にもどうしても
近づけない真理子さん。
さて、
最近、真理子さんが最寄りの駅前の道を
歩いていた時の事。
頭の中に
ふと
「ジェラシー」
という言葉が降りてきた。
そして、その瞬間、
目の前にお父さんが立っていたのです。
偶然駅の近くに用事があっての帰り道との事。
しかし、
道でお父さんに遇うという偶然は、
ここ10数年、なかったので
息が止まりそうになりました。
挨拶をして、すぐに別れたのですが、
ある答えが
真理子さんの体をかけぬけました。
「私、お父さんに嫉妬されていたのかも」
真理子さんのお父さんとお母さんは
昔から夫婦喧嘩ばかりして
今も、お母さんが口うるさく
お父さんをやりこめるという関係性が
続いています。
真理子さんは
お父さんがお母さんの事を嫌なんだろうなと
ずっと思って育ちました。
でも、兄弟が多くてあまりかまってもらえず
育ったお父さん。
真理子さんのお母さんから怒られる事が
愛情の確認だったに違いない。
実の娘を100%嫉妬する、、、という事は
なくても
お父さんの子供のココロが
お母さんに尽くされる真理子さんを
「うらやましい」という気持ちが
あったのでしょう。
それを感受性の強い真理子さんは
察知してしまったんでしょうね。
それに気が付いてから
真理子さんは
お父さんが前ほど嫌でなくなった。
いくつになっても
人間は愛を求めるんですよね。
まちがいないです!!
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