こんにちは。
城田幸林です。
さて、先日、念願かなって「アナと雪の女王」(字幕版)を鑑賞できました。
この映画は何と言っても音楽がすばらしいですよね。
ミュージカルの舞台を見ているようです。
また、最近のアニメーションは実写のように崇高にできていて、
3Dでなくとも映像の中に一緒に入れそうなリアリティー。
宮崎監督の「風たちぬ」が美しい風景絵画だとすると、
本作はかわいらしいフェイクのスイーツを集めたファンシーショップのような
カラフルな立体の世界が広がります。
ストーリーは、本当にスタンダードなディズニーアニメという印象ですが、
単純なストーリーの中にも人の心の動きが学べますね。
幼い頃に自分の魔法の力で、妹アナを危険にさらしてしまったエルサ。
人を傷つけない為に、あえて人と距離をおき、冷たい人格に徹するのです。
実社会の中でも、頑固な人、冷たい人、と思われている人たちが、
実は、内面での葛藤の結果、そのようにならざるをえなかったという
ケースが多いと思います。
自分が傷つきやすかったり、相手にダメージを与えるのが恐い為に、
氷のような壁を作ったり、感じないふりをしていたり、、、。
レベルの差はあれど、誰の心の中にもそんな要素はあると思います。
あ、、、余談ですが、この映画、雪のシーンが多いので
上映直後より、ストーリー後半で体感温度が低くなるかと思います。
何かはおれるものがあると良いかもしれませんね。
では、今夜あなたが、白い雪の夢でぐっすりと平和な眠りにつけますように。