先日雪が降りまだ路上に雪が残っています。
仕事では雪は大変でしたが、いろいろな面で浄化された感覚があります。
さて先日動画で野村克也さんがでているものをたまたま見る機会がりました。
野村さんは当時の南海ホークスに入団テストでかろうじて入団したところから必死に努力を続け、歴代2位の657本のホームラン、戦後初の三冠王も獲得しました。
同じ頃巨人の王、長嶋は一年目から球界を代表するスター選手。
日本経済新聞2005.6.19 私の履歴書で書かれている
「長嶋や王は太陽の下で咲く向日葵。
ボクは人の見ていないところで
ひっそりと咲く
月見草みたいなもの。」
は野村さんの心情を表していると感じます。
それから9年の解説を経て、当時低迷していたヤクルトの監督になりました。
練習後のミーティングでは
「人の話をよくききなさい」
「仕事の3大要素、仕事とは?」
「社会一般について考えることも大切だ」など
考える習慣を身につけさせるためにあえて野球に関係ない問いを繰り返した。
そして「人間は何しに生まれてくるんだ?」
と選手に問うと、
そしたら皆口を揃えて「考えた事ありません」
との返答。
「そこがわからなといくら野球の事をしゃべったってダメ、
世のため人のために生まれてくるんじゃないのかって、
そういう人が成功していくんだよ」
「プロとはお金を払って見に来てくれるファンに喜んでもらう、笑ってもらうために努力するもの」
と野村監督
考え方が変われば野球に取り組む姿勢も変わるということを選手に伝えました。
ID野球とはただデータを集めて分析するというのではなく物事を深く捉えて対処していくものだと感じました。
同じ物事を見ても浅く表面だけを捉えるのか、それとも深く読み取っていくのか。
結果はあきらかに違ってくるでしょう。
「プロ野球選手、今まで何百人何千人いたか知らないけど俺以上バット振った人はいないと思う。」
という野村さんの言葉にこもった心情と情景に刺激を受けまた敬意を表し、自分はあることをとことん行おうと心を新たにしました。
セルフ・ヒーリング実践研究会のお教室では謙虚、謙遜の心で自分以外は皆頭を垂れて教えていただける先生だと教わっています。
そういう思いで日常を過ごしていると学ぶ事だらけで驚きです。
日々学べる事で意識を広げさせていただけることができると感じます。
傲慢で視界が曇ってい状態では学びの受け取りが薄くなってしまうと思います。
今までがいかに無意識に傲慢だったかと反省です。
傲慢さは無意識を含め、根深さを感じますので、日々を少しづつ削げるよう謙虚、謙遜の思いで学ばせていただこうと思いしたm(_ _)m