カワウ対策 | 情報発信!椹野川漁業協同組合

情報発信!椹野川漁業協同組合

椹野川漁業協同組合では、漁協および漁業者は魚が棲み、人が集う健全な水辺環境の維持に努め、河川での重要な多面的機能の役割を充実させる取り組みを行っております。

椹野川では6月1日の解禁に向けて、鮎の放流が行われていて、今年も去年とほぼ同じ数量を計画しております。

ただ、各河川で問題になっているのがカワウ対策です。カワウは巧みに潜水して鮎などの魚を捕食し、一日に500gぐらい餌を食べると言われています。

椹野川も例外ではなくカワウが鮎などを捕食しているのが現状ですが、なんとか鮎が元気に育ってもらうためにいろいろな対策をしています。

その一つが監視員による花火での追い払い。

ロケット花火
これは見つけたカワウに向かって直接追い払う方法で花火を打つとカワウはあわてて逃げて行きます。

それからテグス張りがあります。これは川の対岸から対岸にテグスを張り、目立たせるために途中キラキラテープを結んでいます。警戒心の高いカワウは川におりる事も近づく事も出来ずかなり効果があります。

テグス張り
しかし、対岸までテグスを渡さなければならず川幅が広い所はとても大変な作業です。


カワウテグス2

カワウテグス1
画面では見えにくいですが、かなりの数のテグスが張り巡らされています。
特に仁保川は無数のテグスが張ってあるので昨日の「仁保川のこいのぼり」とともにカワウから鮎を守っています。

今年も昨年以上に良い鮎が釣れるように皆がんばっています!!