選手・保護者の皆さま

 

毎年上げている熱中症対策のブログです。

以下、お暇な時にご一読ください。

 

 

 

 

えげつない暑さですね。

えげつない湿度ですね。

 

 

あっという間に梅雨も明け、

セミも鳴いてないのに

暑い夏が来ます。

 

この星の未来が心配です。

 

 

それでも

 

強い体力と精神力を養うため

 

伏見クラブジュニアはハードな練習や試合を行います。

 

 

しかし

 

ママさんはきっと

 

 

キャワイイ息子が超心配だお

 

 

と思われている事でしょう。

 

 

そこでだお。

 

 

すみません。

 

 

心配度ナンバー1の熱中症対策について

チームの方針をまとめておきます。

 

毎年同じブログをちょっとずつ書き換えております。

 

2・3年生保護者様は

 

「またかよハゲ」

 

という文章ですのでさらっと読んでください!!

 

 

 

 

 

①クーラーの設定温度を下げ過ぎない。

過去15年、伏見クラブを通じて子供たちと関わり

その中でわかってきている事は

 

朝食を取っていない、

体調がもともと悪かったなどもありますが

 

「熱中症になるような雰囲気だしてくる選手は

 

だいたい部屋でのエアコンの温度低すぎ」という事。

 

おそらく部屋でて、直射日光とかで

 

体温調節が急な体温上昇に間に合わないのではと思います。

 

人間は繊細です。

 

クーラーの設定温度は28度を理想として

25度以下にしないようにして

 

扇風機との併用で暑さを乗り切るように心がけると

熱中症にはなりにくいと個人的には考えています。

 

 

保護者様のご協力が必要ですが、

 

暑い日でもなるべく汗かいて、

 

逆に、カレーとか食べたりして

逆に、サウナ入ったりして

もう思い切って鍋なんか食べたりして

 

水分たくさんとって、体温調節を

 

「外からじゃなく、内側から」

 

で、お願いします。

 

つまり

 

キンキンに冷えた部屋には

いないようにお願いいたします。


 

 

②水分は多い目に補給

 

夏はなるべく2リットル以上の水を持参してください。

水筒プラス2リットルのペットボトルを持参するくらいで丁度いいです。

 

夏の仕事で私は6リットルを夕方までに補給する事もあります。

これは全て汗となり、気化熱となって体温を下げてくれてます。

 

 

 

 

③工学院の時にはプール設置

 

体温上昇を下げるのは物理的に冷やす事。

ハードな試合は集中している事もあり知らんまに身体を酷使してしまいます。

夏の試合後にはプールを用意しますので、タオルの持参をお願いします。

※短パンの下のインナーで入りますので水着は必要ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

④試合の時は大量の氷を用意

 

夏の暑い時期、水もぬるくなってしまいます。

そこで毎年夏の暑い時期の試合の日には

氷を約30㎏用意して対応しています。

「脇にはさんだり」

「首の後ろを冷やしたり」

時には加熱された

黄金のツーボールズに癒しのひと時として

「お股にはさんだり」

 

袋のまま、服の上からですよ!

 

 

いわゆるエアコン固形バージョンで身体を冷やします。

 

 

スタッフは朝から買い出しで大忙しです。

※工学院には氷あるので安心です。

 

 

 

⑤塩分補給タブレットの支給

 

炎天下での練習・試合時にはチームでタブレットを支給します。

塩分補給がある時とない時の差は結構大きいように思われます。

今やどこででも手に入りますので、

夏場は各ご家庭でも常備される事が

良いと思います。

 

塩分は

 

とりすぎもダメ

 

少なすぎてもダメ

 

「ちょーどえー量」

 

を体内にとどめておく必要があります。

 

 

 

いくつかのサイトを調べてみたところ

 

急な発汗で水分と塩分が身体から出ていくという事は

血管の中にあった水分、塩分が出ていくという事

 

塩分は水分を保持する働きがあるので、

それが減少する事で「血の中の水分が減る」という事に

 

なので、水分補給の時に塩分ダブルチャージで

良い状態に早く戻るという事

 

身体ってスゴイですね。

 

ポカリスエットってすごいですね。

 

どこかのお医者さんのブログでは

「熱中症と言っても様々な方向から考える必要があり

塩分が不足した事による頭痛や痙攣(足がつる)の場合は

塩分補給と体温調節ですぐに回復する場合も多い」

 

とありました。

 

なるほどですね。

 

 

 

 

万が一熱中症の症状が出た時

 

伏見クラブではチーム車両を緊急時にベッドになるように

改良してあります。合法での改造です。

炎天下での活動中は地球には申し訳ございませんが、

選手を優先、エンジン掛けっぱなしに車を冷やしています。

 

症状が出た時点で、様子を見ながら、最初は風、日陰、水、氷

で身体を冷やし、それでも外気が体温調節の邪魔をするようなら

車内で強制的に身体を冷やします。

 

水分補給と体力回復を待ちながら次の対応を検討します。

 

中学部開校以来6回の夏を経験していますが

今の所、救急搬送した熱中症は2021年に1名。

 

※この時は保護者さんが慌ててしまって。お知り合いのお医者さんに電話。

そしたら「救急車呼んだら」と言われたと。ガイドラインどうりに進めて

行けば問題はなく、案の定、病院着いたら治ってました。

 

車内での強制的な体温を下げる案件は2018年に小学生部門で1件。

4期生のマッツが小6の時、バキバキ暑い日でした。

30分ほど、車内でガンガン冷やして、休憩。その1時間後に、試合出てました。

 

ボブさんはスタッフ共有のガイドラインを4段階に分けて用意してあり

レベル1 全体から抜けて日陰で休息し風に当たる

レベル2 塩分・水分の補給

レベル3 クルマ・プール・水道などで強制的に身体を冷やす

レベル4 救急搬送準備

 

夏場は細心の注意を払って挑んでおります。

 

しかしながら

 

ご子息が「俺行くわ」と言ったとしても

 

体調が悪そうだったり

朝飯そんな食べられてなかったり

風邪のような症状をしていたり

 

そんな時は

 

きつく言わないで

 

さりげなく

 

チームへご連絡ください。

それでも休まないで行こうと試みた事は

褒めてあげて

 

無理せず、見学させます。

 

今年も最大限の注意と細心の心配りで

熱中症0で乗り切ります。

 

※2022年より

熱中症アラートが出た日の練習は

ミーティング

もしくは、

ほんっとに超軽めの練習にします。

 

 

 

※2023年7月13日、14日、18日

早朝6時~15時まで炎天下の中
ブライトさんは自らを実験台として
肉体労働を実施。

 

身体がどのようになったかを
計測してみました。

 




やって良かった5つの方法
※参考にしてください


①朝からごはん大盛でがっつく
これをしなかった日、午後1時くらいから、全身がつりました。

②麦わら帽子
これはだいぶ違います。あるとないとでは「頭の感じ」が全然違う。
せずに直射日光あびてると、「このままなら死ぬかも」と思いました。

 

③塩分タブレットも多い目

これをしなかった日、午後から歩き方が「トボトボ」に。

④水分量は4リットル近く
こまめな水分補給も「結構多い目に」。
さすれば、汗だくなり。なのです。
べっちょべちょになるんです

汗だくおっさんはコンビニ入ったら

風邪引きそうになります笑

 

でもその汗が気化熱となって

身体にこもった熱を放出する

それがいいと思います。


⑤半袖、そして気化熱
外での仕事で、「黒の長袖インナー」を着て仕事をしてみました。
そこから、20分後あたりから、一気に体力消耗しましたよ。
やはり、半袖。そしてちょいちょい、身体や頭に水を掛ける。これ良かったです。

 

★★いつでも部員募集中です★★

伏見クラブでは2年生部員、1年生部員を募集しています。

まだ1年も2年も12人に達していません。

泣いて笑って充実した3年間を一緒に過ごしませんか!

詳しくは伏見クラブホームページをご覧ください。