選手・保護者の皆さま

先週の木曜日、伏見区役所醍醐支社で感謝状を頂きました。

 

伏見ラグビーフットボールクラブにはボブさんやブライトさんだけ

じゃなくて、たくさんの方が影ながら応援してくださっています。

今回、田中達夫様(㈱サンフレムの社長様)が伏見クラブの力になるならと

災害時に使用出来るインスタントベッドを伏見クラブに400台寄付してくださりました。

 

マイクの横に赤い袋を持っているのが田中社長。

宮山で、オールブラックスのダンカーター選手のキックティを持ってきてくれたり

主将引継式BBQで、見た事ないような高級なお肉を差し入れしてくださったりする

みんなからしたら「謎の男」です。覚えているかな?1年生は知らないかな?

 

そして、その400台のベッドを伏見クラブを通じて

醍醐地域の自治会に寄付をさせて頂きました。

 

 

 

どうして、こんな寄付をする事になったのでしょうか?

 

 

日ごろから、グランドを利用させて頂いているお礼という事ではありません。

 

部員のみんなが日ごろ泥んこになってくたくたになって

鍛えた心と身体は、

 

災害時、「支援をされる側では無く、する側」

 

に回れると信じているからです。

 

想像してみてください。

 

大きな災害がもし、私たちの地元伏見区で起きた時。

 

伏見クラブの部員なら、きっと出来る事がある。

だって、雨の中でも雪の中でも僕達は走り回り、グランドに飛び込み

肩車をいつもやって、おんぶしてグランドを走って、身体を鍛えています。

 

ピンチの時

 

お手伝いできる事はいっぱいある。

災害時は、とても人手が必要です。

荷物をたくさん運び、テントを設営したり

誘導したり、大きな声を出して「こっちですよー」とか

「大丈夫ですよ」とか、出来る事はいっぱいあります。

 

来て欲しくないけど、来た時のために。

 

地域へお返しできるように。

 

そんなチームでありたい。

 

そんな事を田中社長と話してました。

田中社長は高校時代のラグビー部の先輩です。

田中社長は「伏見クラブのために」と尽力してくださり

大学時代のラグビー部の後輩がこの商品を作っておられる事もあり

今回の件が実現しました。

 

ベッドには「FUSHIMI RFC  ONE TEAM project」と印刷して頂きました。

 

いいですね。伏見ワンチームプロジェクト。

いいですね。ラグビーのつながりの太さというか深さというか。

 

なんしか

 

私たちはワンチームです。

 

伏見クラブの関係者は、伏見クラブでラグビーを通じて、

多くの事を学んで欲しいと常々願っています。

ブライトさんやボブさんや田中先輩も、高校時代に恩師山口先生から

同じ事を教わり、こうして大人になりました。

 

地元愛、人と人のつながり。

 

当たり前にある日常は、多くの方の関係性で成り立ち、その中に自分があるという事。

当たり前にある晩御飯は、保護者の方の愛があるから食べられているという事。

 

今ある暮らしや日々は決して当たり前にあるもんじゃないという事。

 

信は力なり。

 

僕達大人は、子供たちの可能性を信じてるから。

 

 

長くなりましたが、保護者の皆さまにはどうかご理解頂き、

伏見クラブの活動への変わらないご支援をお願いいたします。

 

選手のみんなは、チームに誇りと愛をもって、心と身体を鍛えて、

 

 

これからの人生でそういう事があるかもしれない

災害時やみんなが困った時には支援する側にまわれるように頑張ろうね!