むかし……。
 竃(かまど)や五右衛門風呂の焚き口があった頃……。
 
 しばしば、猫は焚き口の灰の中にいた。
 いわゆる灰かぶりの猫。

 ……と。
 灰の中に入り込んだ猫が、
 焚き口の灰の中の薪や柴の燃え残りや燠(おき)で毛皮を焦がす。

 これもよくあったことで……。
 うちの迷い猫も、お焦げができていた……^^;