【怪しいおやぢ】です。


 取りあえず、志怪のカテゴリーに放り込んでおこう……と。

 鵺(ぬえ)退治で有名な、源三位頼政の話です。

 『頼政の首』


 宇治の平等院扇の芝は、源三位頼政が自害した場所である。

 『名将物語』に、三位は最後に、郎党に向かって

「俺の首を、お前の首にかけて、どこでもいい重く感じる橋があったらそこに隠し葬ってくれ」

 と申しつけた。


 頼政が自害すると、郎党は首をかけると東に向かった。

 【かんつふさ】の古我でしばらく休み、行こうとすると頼政の首が重くて立ち上がれなかった。

 郎党は、『ここが頼政様の言っていた場所だ』と思い当たり、その知に葬ったという。


 最近になって、私(太田南畝)が古我を通る機会があって、城門の番士に尋ねると、今白の中にその後があると答えてくれた。

 『一話一言』太田南畝 より


 【かんつふさ】というのがわかりません。地名だと思われますが、不明です。