『エブリリトルシング』中国での反響 | 大村あつしオフィシャルブログ「ボクは不死鳥」Powered by Ameba

『エブリリトルシング』中国での反響

先日のYahoo!ニュースに載っていたが、昨年の大規模な反日デモからおよそ1年が経過するというのに、相変わらず中国人の反日感情、日本人の反中感情は高いままのようである。

確かに、尖閣諸島を舞台に、中国人民解放軍が開発した、日本の自衛隊を次々に殺しながら釣魚島(魚釣島)を奪還していくネットゲームなどを見れば、日本人なら誰だって気分のいいものではない。

それに、もし逆のことを日本がしたら、間違いなく、再び中国で反日デモが発生するだろう。

ただ、逆の言い方をすれば、このネットゲームに興じている人は、中国人13億人の中の200万人程度である。残念ながら、中国人の対日感情がいいとはとても言えないが、冷静に状況を判断している人は、日本にも中国にもいる。

僕の本は、その中国で何冊か出版されているが、今日、本当に久しぶりに(恐らく、今年初めて)、『エブリ リトル シング』の中国での反響をネットで見てみた。

僕の中国名は「大村敦志」だが、誰が見ても日本人だし、実際に、昨年の秋には、僕たち日本人作家の本は中国で発売禁止となり、村上春樹先生が朝日新聞に、その件に関する杞憂を寄稿する事態にまで発展したが、どれだけ厳しい反響なのか、おっかなびっくり、読んでみた(厳密には「見てみた」。僕は、中国語がわからないので)

まずは、中国でも定番のAmazon
→ 中国版Amazon
7人の書評で、4.5点。
これは・・・、悪くない評価じゃないか!(*^^*)

次は、やはり中国の最大手ネット書店の一つ、当当網
→ 中国の最大手ネット書店、当当網
こちらも、188人のジャッジで☆5つ
自分でも驚くくらいの高評価だ。

最後に、中国人の多くが、まずこの書評サイトで確認してから本を買う、とまで言われる、中国最大の書評サイト、douban
→ 中国最大の書評サイト、douban
こちらも、233人の評価で8.4点。
☆4と☆5の合計が85%。

たとえ日本人が書いた本でも、中国人が高評価をしてくれている。
こういう結果を見ると、政治の事はともかく、お隣の国との文化交流までなくなってしまわないように、政治家にはぜひとも知恵を絞っていただきたいと願うばかりである。

同時に、当然だが、日本人にはオリジナルの『エブリ リトル シング』を読んでいただけたら幸いだ。
中国人が感動して、日本人は感動しない、ということはないと思う。
なぜなら、『エブリ リトル シング』は、日本人が日本人のために、日本を舞台に書いた小説だからである。

評価に関しては、アマゾンより楽天ブックスの方が参考になるように思える。

お読みくださった方は、ドシドシ、感想を書き込んでください!(*^^*)


『エブリ リトル シング』
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『エブリ リトル シング』第一話「クワガタと少年」
朗読:堀川りょう(ドラゴンボールZ、ベジータ)、サカイチカ




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