HARADA NORIKO 1st
みなさま
メリークリスマス
家族と、恋人と、そして友達と、素敵なイブを過ごす方も多いでしょうね。
かくいうボクは、3年連続のシングルベルです
ということで、約半年ぶりのブログ更新です(^^ゞ
ブログというよりも、色々思うところがあって、現在はインターネットそのものから距離を置いています。
ただ、みなさまに強烈にお勧めしたいCDがありまして、これからしばらくブログを再開します。
お勧めしたいCD・・・。
それは、『HARADA NORIKO 1st』
元CCガールズの原田徳子さんが約10年ぶりに芸能界に復帰し、ついにリリースした初のソロアルバムです。
この『HARADA NORIKO 1st』
マジでやばいです!
ぜひ、聴いてください
ボクは音楽に関しては雑食なので、あらゆるジャンルの曲を聴きます。
だから、もちろん現在主流のコンピューターサウンドも大好きです。
コンピューターにはコンピューターの良さもありますし、たとえば洋楽ですが、「On Melancholy Hill」なんて最高ですね!
でも、パンばかり食べていればご飯が食べたくなるように、時々無性に、作った音ではなく実際に楽器で演奏している曲が聴きたくなるものです。
そんな時に出会ったのが、原田徳子さんの『HARADA NORIKO 1st』でした。
発売日に買い求め、もう20回以上聴いていますので、これから数回に分けて1曲ずつ、感想をブログに綴っていきますが、今回はその初回ということで、CDに触れる前に彼女のライブを観に行った時にボクが感じ、そして書いたコラムをお届けします。
<<以下、コラム>>
カバーが似合う期待の“新人シンガー”
気持ちよく歌い終わったら、すぐに次の自分の選曲に没頭。
当然、他人の歌など聴いていない。
そんな状況下で、分厚い楽曲帳を繰るみんなの手が思わず止まり、その歌い手をつい眺めてしまう。
隣の人に「この人、上手いね」と思わずささやいてしまう。
カラオケボックスで多くの人がこんな経験をしているだろう。
ただ、ひとしきり感心した人たちが結局は自分の選曲作業に戻ってしまうようであれば、この歌い手は俗に言う「カラオケプロ」である。
到底、ミュージックシーンでは通用しない。
では、原田徳子の場合はどうか。
彼女とグループでカラオケに行くと、誰も歌うことはない。
「自分で歌う」という快感よりも、「原田徳子の歌声を聴く」という贅沢な時間のほうが魅力的だからだ。
カラオケプロと原田徳子。
両者の間には埋めようのない歴然たる実力差が存在する。
10月31日。
僕は期待と不安がないまぜになった気持ちで原田徳子のライブに足を運んだ。
10年間芸能界から遠ざかっていた彼女のブランクが不安の正体であったが、そんなブランクなど微塵も感じさせない歌唱力とオーラに、一曲目の歌い出しだけで不安は一掃された。
そして、いい意味で期待も裏切られた。
僕はC.C.ガールズのど真ん中世代である。
20代の頃は、ブラウン管の中でまばゆく輝く彼女たちをいつも見ていたものだ。
そのイメージを引きずっていた僕が、「セクシーな原田徳子」を期待してしまうのは無理からぬ話であろう。
ところが違った。
ステージにいたのは、鳥肌が立つほどに歌が上手いシンガーであった。
もちろん、原田徳子は美しいしスタイルも抜群だ。
だが、それは本人の責任ではない(笑)。
また、本人もそれをウリにすることなどまったく考えてはいなかった。
聴く者の額を突き抜けるような高音と、下腹部を揺らす低音。
幅広い音域を質量を伴った伸びのある艶やかな声で歌い上げる、直球勝負のシンガーに彼女は姿を変えていた。
ライブはカバー曲で占められていたが、実は、カバーは「危険な賭け」である。
なぜなら、その曲を愛する者なら、「オリジナルを汚さないで欲しい」という祈りにも似た気持ちがあるからだ。
特に、それが著名な名曲であればあるほど、カバーを歌う人間の目の前のハードルは高くなる。
ファンの数もそれだけ多いし、思い入れもそれだけ強いからだ。
しかし、原田徳子はやってくれた。
「未来予想図II」や「フレンズ」などのスタンダードナンバーで、オリジナルに勝らずとも劣らないパフォーマンスを発揮してみせたのだ。
泣いている観客も見受けられた。
カバーは、オリジナルのファンを怒らせたら負け、喜ばせたら勝ち、の究極のチャレンジである。
ところが、喜ばせるどころか泣かせてしまうのだから恐ろしい。
その観客の涙が証明している。
原田徳子は、もはや「元C.C.ガールズ」ではないことを。
そして、来年以降の活躍が期待される高い実力と魅力を兼ね備えた“ソロの新人シンガー”であることを。
次回のライブでは、どんなカバー曲で酔わせてくれるのか、今から楽しみでならない。
<<以上、コラム>>
『HARADA NORIKO 1st』
CD → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0044VNCC4/
MP3 → http://www.amazon.co.jp/Harada-Noriko-1st/dp/B004G0E83U/ref=dm_cd_album_lnk
メリークリスマス
家族と、恋人と、そして友達と、素敵なイブを過ごす方も多いでしょうね。
かくいうボクは、3年連続のシングルベルです
ということで、約半年ぶりのブログ更新です(^^ゞ
ブログというよりも、色々思うところがあって、現在はインターネットそのものから距離を置いています。
ただ、みなさまに強烈にお勧めしたいCDがありまして、これからしばらくブログを再開します。
お勧めしたいCD・・・。
それは、『HARADA NORIKO 1st』
元CCガールズの原田徳子さんが約10年ぶりに芸能界に復帰し、ついにリリースした初のソロアルバムです。
この『HARADA NORIKO 1st』
マジでやばいです!
ぜひ、聴いてください
ボクは音楽に関しては雑食なので、あらゆるジャンルの曲を聴きます。
だから、もちろん現在主流のコンピューターサウンドも大好きです。
コンピューターにはコンピューターの良さもありますし、たとえば洋楽ですが、「On Melancholy Hill」なんて最高ですね!
でも、パンばかり食べていればご飯が食べたくなるように、時々無性に、作った音ではなく実際に楽器で演奏している曲が聴きたくなるものです。
そんな時に出会ったのが、原田徳子さんの『HARADA NORIKO 1st』でした。
発売日に買い求め、もう20回以上聴いていますので、これから数回に分けて1曲ずつ、感想をブログに綴っていきますが、今回はその初回ということで、CDに触れる前に彼女のライブを観に行った時にボクが感じ、そして書いたコラムをお届けします。
<<以下、コラム>>
カバーが似合う期待の“新人シンガー”
気持ちよく歌い終わったら、すぐに次の自分の選曲に没頭。
当然、他人の歌など聴いていない。
そんな状況下で、分厚い楽曲帳を繰るみんなの手が思わず止まり、その歌い手をつい眺めてしまう。
隣の人に「この人、上手いね」と思わずささやいてしまう。
カラオケボックスで多くの人がこんな経験をしているだろう。
ただ、ひとしきり感心した人たちが結局は自分の選曲作業に戻ってしまうようであれば、この歌い手は俗に言う「カラオケプロ」である。
到底、ミュージックシーンでは通用しない。
では、原田徳子の場合はどうか。
彼女とグループでカラオケに行くと、誰も歌うことはない。
「自分で歌う」という快感よりも、「原田徳子の歌声を聴く」という贅沢な時間のほうが魅力的だからだ。
カラオケプロと原田徳子。
両者の間には埋めようのない歴然たる実力差が存在する。
10月31日。
僕は期待と不安がないまぜになった気持ちで原田徳子のライブに足を運んだ。
10年間芸能界から遠ざかっていた彼女のブランクが不安の正体であったが、そんなブランクなど微塵も感じさせない歌唱力とオーラに、一曲目の歌い出しだけで不安は一掃された。
そして、いい意味で期待も裏切られた。
僕はC.C.ガールズのど真ん中世代である。
20代の頃は、ブラウン管の中でまばゆく輝く彼女たちをいつも見ていたものだ。
そのイメージを引きずっていた僕が、「セクシーな原田徳子」を期待してしまうのは無理からぬ話であろう。
ところが違った。
ステージにいたのは、鳥肌が立つほどに歌が上手いシンガーであった。
もちろん、原田徳子は美しいしスタイルも抜群だ。
だが、それは本人の責任ではない(笑)。
また、本人もそれをウリにすることなどまったく考えてはいなかった。
聴く者の額を突き抜けるような高音と、下腹部を揺らす低音。
幅広い音域を質量を伴った伸びのある艶やかな声で歌い上げる、直球勝負のシンガーに彼女は姿を変えていた。
ライブはカバー曲で占められていたが、実は、カバーは「危険な賭け」である。
なぜなら、その曲を愛する者なら、「オリジナルを汚さないで欲しい」という祈りにも似た気持ちがあるからだ。
特に、それが著名な名曲であればあるほど、カバーを歌う人間の目の前のハードルは高くなる。
ファンの数もそれだけ多いし、思い入れもそれだけ強いからだ。
しかし、原田徳子はやってくれた。
「未来予想図II」や「フレンズ」などのスタンダードナンバーで、オリジナルに勝らずとも劣らないパフォーマンスを発揮してみせたのだ。
泣いている観客も見受けられた。
カバーは、オリジナルのファンを怒らせたら負け、喜ばせたら勝ち、の究極のチャレンジである。
ところが、喜ばせるどころか泣かせてしまうのだから恐ろしい。
その観客の涙が証明している。
原田徳子は、もはや「元C.C.ガールズ」ではないことを。
そして、来年以降の活躍が期待される高い実力と魅力を兼ね備えた“ソロの新人シンガー”であることを。
次回のライブでは、どんなカバー曲で酔わせてくれるのか、今から楽しみでならない。
<<以上、コラム>>
『HARADA NORIKO 1st』
CD → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0044VNCC4/
MP3 → http://www.amazon.co.jp/Harada-Noriko-1st/dp/B004G0E83U/ref=dm_cd_album_lnk