イチロー、自己新記録! | 大村あつしオフィシャルブログ「ボクは不死鳥」Powered by Ameba

イチロー、自己新記録!

イチローが、26試合連続安打で、自己記録を塗り替えましたね。

かつてイチローは、

「4割を意識したことはないけど、ジョー・ディマジオの56試合連続安打はもっとも偉大な記録の一つ」

と語っています。

まぁ、56試合連続安打は「アンタッチャブル」な記録と言われており、さすがに難しいでしょうが、とにもかくにも、今年は前人未到の9年連続200安打がかかっています。

ちなみに、今日現在の記録は

試合  打数  安打  打率  予測安打  200本まで    必要安打/試合
53    201   71   3.53    217    129      1.18

となっています。

出場すれば必ずヒットを打つとは限らないわけですし、そろそろ、欠場した8試合も加味して考えても誤差の範囲だと思うのですが、その8試合を加味しても、最終予測安打は217安打で、17本の貯金があります。

ボクは、イチローが日本人初のシーズン200安打を達成した94年からの大ファンで、ファンになったきっかけは2つあります。

1つは、イチローが、ボクが中学時代大ファンだった巨人の篠塚を憧れの選手に挙げていたこと。
(ちなみに、イチローは、プロ入り以来篠塚和典モデルのバットを使っています)

もう1つは、登録名が「鈴木」から「イチロー」に変わったときに、今はタレントのパンチ佐藤が登録名が「パンチ」に変わり、マスコミのインタビューはパンチに集中し、その横で、誰も自分に質問してくれないマスコミを前に、若武者のような瞳で黙して立っているイチローを見た時に

「仰木監督がわざわざ登録名を変更するほどだから、この選手、意外に活躍するのでは?」

と、予感めいたものがあったからです。

さすがに、歴史に残る人物にまで成長するとは思いませんでしたが・・・(^_^;)

ですから、もうファン歴は15年です。

よく、自己啓発本なんかで、

「イチローは道具を大切にしている。だから、サラリーマンはまず靴を磨きましょう。OLはどんなに忙しくても化粧の手抜きはよしましょう」

とか

「イチローは、まだ年俸が1,000万円なかった時代に、2軍のオールスターでMVPを取り手にした賞金100万円を養護施設に寄付しています。だから、成功したかったら、あなたも寄付をしましょう」

とか、いろいろ引き合いに出されていますが、こうしたことを言うのも信じるのも自由ですが、僕が好きなイチローの言葉は

「自分にとって価値あることを、コツコツと積み上げる」

ですかね。

実際、イチローは、国民栄誉賞を2回も固辞するなど、興味がないことには本当に無頓着というか、ボクのような凡人から見ると、「あー、もったいない」ということが多々あります。

現在、日本の最高打率はバースですが、イチローは4割を維持したまま規定打席に到達した年もあります。

そのまま休場すれば、日本人初の4割バッターですが、イチローはヒットを積み重ねるために出場し続けました。

一部の、特にアメリカ人からは、10対0で負けてるようなゲームでホームランを狙わずにバントヒットを打つイチローはせこい選手だ、と非難もあるようですが、イチローは

「自分にとって価値あることを、コツコツと積み上げる」

これを実践しているだけなんですよね。

コツコツ積み上げると、5年、10年後には、ボクのような凡人でも結構な高さまで登れちゃうような気がします(*^^*)




再生時間10万分を突破
ドラゴンボールのベジータの声優、堀川りょうさんの素晴らしい朗読です





ケータイの方はこちらで
⇒ http://www.youtube.com/watch?v=J1mefMCsYDA

英語版(Two Beetles and a Boy)はこちらで
⇒ http://www.youtube.com/watch?v=bfOnQEnSGKw