WBCの思わぬ副産物 | 大村あつしオフィシャルブログ「ボクは不死鳥」Powered by Ameba

WBCの思わぬ副産物

WBCが終わって1週間が経ちますが、録画したあのシーン、

「一人の野球選手が神になったシーン」

を毎日見返しては幸せな気分に浸っています。

それはともかく、WBCを見ていて思わぬ副産物がありました。

ちょっとローカルな話で恐縮ですが・・・

静岡県には、SBSというTBS系列の地方局があります。

あれは、99年~00年のことでしょうか。

当時、静岡の男性の人気を、二人の女性アナウンサーが二分していました。

一人は、誰もがご存じの膳場貴子さん。

入社直後に静岡に配属され(新入社員の地方勤務はNHKの慣例らしいです)、誰もが、ゆくゆくは東京に戻り、将来は紅白の司会をするような凄いアナウンサーになるんだろうなと思いつつも、静岡県男子の人気は絶大でした。

そして、その膳場さんと同等の人気を博していたのが、SBSの水野涼子さんです。

当時は、夜の11時半くらいから、「ニュース最終便」という番組があって、水野さんはメインキャスターとして、一人でニュースを伝えていたのですが、夜の番組とあって、服装はカジュアル、時にヒョウ柄の洋服などアナウンサーとしては結構過激な服装で、40分くらいの番組をやっていたのですが、もう、この「ニュース最終便」の水野涼子さんは、静岡男子にとっては「女神」のような存在でした。

今となっては、なぜあんなことしたんだろう、と思いますが、恥ずかしながらファンレターも送りました(しかも、それをSBS勤務の友人に見られて失笑されました(^_^;)

とにかく、ぼくたちは、「フリーになって全国区になるんだろうな」と疑っていなかったのですが、水野涼子さんが「ニュース最終便」から降板し、夕方のニュースだけになってしまい、働く人は彼女の姿を見ることができなくなりました。

隔世の感がありますが、当時はまだビデオテープの時代で録画も面倒でしたし、そもそも、「ニュース最終便の水野涼子」に惚れている人間にとっては、スーツ姿で淡々とニュースを伝えている水野さんは、ちょっと物足りなかったのも事実です。

その分、水野さんの日記は欠かさずに毎晩、読んだものです。

そして、その後、ボクは東京に移り住み、水野さんのことは忘れてしまいます(東京ではSBSは映らないので)

で、再び、静岡に戻ってきたわけですが、そもそも、真昼間からテレビは見ません。

ボクは、DVDレコーダーに「島田紳助」とか「報道ステーション」とか、好きなタレントや番組名を登録しておき、勝手に録画されたものを、好きな時に見る視聴スタイルに変わっていましたので、昼や夕方の番組はノーチェックでした。

ところが、毎日、仕事そっちのけで真昼間からWBCにかじりついていたら、なにせこの不景気ですから企業広告はほとんどなく、自社の番宣を繰り返し流します。

「この春、SBSが変わる!」

という番宣なのですが、そこに水野涼子さんの姿を見ました。

これは、WBCの思わぬ副産物というか、本当に嬉しかったですね。

仕事でクタクタになりながら、深夜に帰宅して、「ニュース最終便」を見ていた頃のことが鮮明に思い出されました。

実は、静岡県の方は読んだ方がいらっしゃると思いますが、先日、静岡新聞に、かなり大きく、僕のインタビュー記事が載りました。

で、SBSというのは、この静岡新聞社の子会社(関連会社?)なんですよね。

今、一番、欲しいのは、水野涼子さんのサインです。

静岡新聞の記者にもそう伝えましたが、水野さんに伝わっていたら嬉しいのですが(笑)


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