「鹿男あをによし」を見ました
今日は、仕事を早めに切り上げて、途中だった「鹿男あをによし」を見ました(今日中に返却しないといけないので)
「1リットルの涙」「タイヨウのウタ」と、ちょっとヘビーな作品が続いていたので、これはいい息抜きになりましたね。
人間の言葉を話す鹿(ボクの『カイくんのきもち』も、犬が人間の言葉を話しますが(笑)、地震や噴火を引き起こしているのは海底の大なまず、といった、極上のファンタジー・ミステリー・コメディ作品に仕上がっています。
ナンセンスな設定ながら、その世界の中ではまったく矛盾がなく、本当にどうでもいい言動のそのほとんどが伏線になっている、という緻密さ。
さすがに、原作本が直木賞候補になったのもわかります。
冒頭で、主人公が入社式に出たら、社長が挨拶で
「本日、わが社は、二度目の不渡りを出し、事実上倒産しました。
では、国歌斉唱」
という、このギャグで一気に引き込まれていきました。
綾瀬はるかさんもさすがの存在感ですね。
仲間由紀恵さんの登場以降、女優には綺麗な役どころだけでなく、コメディエンヌの要素も求められるようになってきていますが、「鹿男」の綾瀬さんの演技も爆笑ものでした。
さて、明日から週末。
今日も、コメディ路線のDVDでも借りに、TSUTAYAに行ってきます(*^^*)