日本語の本ですが、日本人会図書館で
借りて読みました。
ブログのタイトルに猛毒~もいれようかと
思ったのですが、検閲にひっかかるかも、
と思いやめました。
日本で生活して十数年、日本国籍も
取得した筆者の上海万博での実体験が
書かれています。
中国で働いたことがあるので
私が当時感じた、中国で働いていて
感じた違和感、疑問は数知れず。
そんな私が読むと
なるほど!そうか!そうだ!と
納得する部分、そして共感する部分が
たくさんありました。
経歴から推測して、おそらく私とあまり
年齢が変わらないのでは…?と思います。
題名からしてわかる通り、
筆者は中国ビジネスをかなり辛口に
書いていますが、でも中国人。
自国が好きで、でもビジネスをしてみると、と
彼女は「サンドイッチ人間」と表現していましたが
その通り間にはさまれ、苦労されている様子が
文章からでもよくわかりました。
中国で働いたことがある人はきっと共感できる
部分があるでしょうし、
中国ビジネスを考えている人にも参考になる
一冊だと思います。