文化祭も準備が佳境になってきました。
布施工の文化祭は、今年から愛称を「銀翼祭」としました。
銀翼とは、飛行機の翼、あるいは飛行機自体を指します。
布施工健児も、翼を大きく広げて、飛び立ってほしいとの願いからです。


さて、そんな布施工健児への闘球コラムも第7回になりました。

今日のテーマは、私村山の闘球人生についてです。
府立S高校出身の私ですが、とにかく朝練をした覚えがあります。

理由は、簡単です。練習時間が極端に少なかったからです。私の出身高校は、定時制課程がありました。学校は、17時30分で定時制課程になります。
つまり、全日制の生徒は、完全帰宅しないといけなかったわけです。15時30分に練習をはじめても、2時間もできたことはありませんでした。

私の出した答えは、「朝練で強くなる」ということでした。
朝7時に学校の門がひらきます。同時に入るためには、朝5時30分には、家を出ないと行けませんでした。

くる日もくる日も、同じ繰り返しでしたが、とても充実した朝を過ごしました。優等生の反面、うっかり寝坊をして、母親に最寄り駅まで車を出してもらったことは内緒です。

けれど、今のように、携帯電話がなかったときに、口約束だけでも、朝練習ができていたことは、すごかったかもしれませんね。
とはいえ、ひとりスクラムマシーンに向かって、体育館の下で組み続けていたのは、今の私からすれば快挙だと思います。お陰さまで、高校3年間で無遅刻無欠席でした。


何がいいたいのかといえば、「時間はつくるもの」ということです。
「時間がない」というのが、口癖であるのは、学生だけでなく、大人もですが、やはり時間はあるものでなく、つくるものだと思います。
ただ単に寝そべっていても、時間は生まれてきません。
晩ご飯を食べたあとに、ぼーっとしている5分には何ができるでしょう?
授業と授業の間の10分の休憩時間に何ができるでしょう?
フォワードバックの練習時間に、ラインアウトのスローイングを何回できるでしょう?
CMの1分にできることは?


大事なことは、すべて「意識」です。
この10分をほおっておくと、どうなるんだろうか?と問い掛けることが大切だと思います。

ただ一方で、だらだらと過ごして、無駄だったなぁ、ダメだなぁと振り替えることも大事と思います。

だけど、高校3年間は、1000日あまり、何かに没頭できるのは、その半分程度です。
試験や行事、くだらない話、ケンカ、トイレなどを除くと、300日あるかないかです。高校生活の時間をホップでなく、ジャンプへのステップにするためには、時間の使い方が本当に大事だと思います。


布施工健児は、今何をしていますか?
今、何の時間で次に何をしますか?


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