1年ぶりに更新します。
サスペンションネタです。
ストリート750のサスペンションは前後とも褒められたものではありません。
新興国の荒れた道をターゲットにしているのか
スプリングもダンパーも弱い設定で限界が低いです。
街乗りでは問題なくても、高速道路やワインディングでは落ち着きがなく、
車体の重量と剛性にサスが負けている感じがします。
というわけで、社外品のリアサスペンションに交換します。
いくつかある社外品のなかでYSSを選びました。
プリロード無段階調整、ダンパー調整、車高調整ができるモデルです。
私はYSSが好きです。
見た目も性能も良い割に値段が安く、コスパが良いです。
高級品に拘りが無ければ十分と思います。
取り付けるためにジャッキアップしてマフラーを外します。
ノーマルとYSSの比較。
自由長は325mmくらいです。
取り外して気付いたことが。
外したノーマルサス、妙にヌルヌルします。
まさかとは思いましたがなんと、オイル漏れです・・・ブッシュもボロボロ・・・
走行距離5000kmなのに。あんまりな品質です。
YSSは車高は1cmまで延長可能です。
車高を上げてバンク角を稼ぐこともリアサス交換の目的のひとつでしたので、
最大の1cmまでエンドアイを延長してセットします。
ツインサスなのでサクッと作業完了。
リアサス交換のついでにキャリアも取り付けました。
所要時間は1時間くらいですかね。
作業難易度は低いです。
取り付けをしたら体重に合わせたサグ出しを忘れずに。
走ってみた感想は・・・非常に良い!
バンク角が増えたことと、ダンパー性能が段違いに良く、
スプリングも奥で踏ん張る感じがあり、コーナー立ち上がりで安心して加速できます。
高速道路も走っていて怖さを感じなくなりました。
ノーマルはふわふわして本当に怖いんです。
さて、リアが良くなりワインディングの速度が上がってくると
今度はフロントの弱さが目立ちます。
しばらくは我慢して騙し騙し乗っていたのですが、
ある日フロント強化をするきっかけとなる出来事が。
スピードが乗ったコーナー進入でフロントが底付き、衝撃とともに車体が立ち上がり
外へと膨れて反対車線に飛び出しそうに。
このままでは危険だしストレスも溜まる一方となってきたため、
ハイパープロ製のスプリングキットでフロントサスペンションも強化しました。
スプリングとオイル交換なので見た目は全く変わらずです。
これもすごく良い!
しっとりとした動きになり、良く動く割に奥で踏ん張るいいサスになりました。
前後のサスペンションを交換することで、ようやく普通のバイクと同等の感覚で
走れるようになった感じです。
サスペンション交換おすすめです。