大晦日からは毎年私の実家、年明けには夫の実家で過ごすのが恒例で、それだけは不倫中も変わらなかった。

でも変わったことが2つだけあった。

それは夫が素っ気なくなり、みんなの会話に加わろうとしなくなったこと。

あと大晦日の夜には、毎年妹に仲良いねーとからかわれながら、初詣に夫と2人で行っていたが、それもなくなったこと。

三男のことで色々あった年の年末の私の母や妹達との旅行も、仕事が休めないと来なかった。
仕事でないだろうとは思っていたが、言い訳されて終わりなことはわかっていたから、何も言えずにいた。
夫との距離は広がる一方だったし、私の中では離婚か修復で日々揺れていた。

今回はお正月も実家に来ないんだろうなと半ば諦めていたので、来てくれたことにひとまず私は安堵した。
最低限の付き合いだけはやろうとしてくれてるのかなと。


だけど、相変わらず会話もなく、1人ゲームに没頭する。

そんな時、三男が癇癪を起こし、私に手を出してきた。
夫無関心。
何事もないかのようにゲームに没頭。

みかねた母が、こんな時こそお父さん出てきてくださいと声をかけたことで、出てきてくれたはいいんだけど、三男を羽交い締め。 泣き叫ぶ三男。

私はその光景の異常さにその時はまだ気づけてなかった。母が止めに入るまでは。

痛みを知るという点では、体罰も時には必要かもしれない。
でも言うことを聞かせる、謝らせることのために体罰は絶対に要らないと思う。

でもその時は言うことを聞かない三男に対して時には手を上げてしまうこともやむをえないと思っていた。

止めに入った母に、
うるせーな!人んちのことに口出すなよ!
とブチ切れて出て行ってしまった夫。

もう夫が実家に来ることはないだろうな…そう思った。
そして、この出来事の3ヶ月後には、離婚を切り出すことになる。