その頃の私は生きてるのがやっと。
子供に笑顔を向けることもないし、いつも不安でイライラしてて、泣いてるか怒ってるかだった。
薬も効いてるのかどうかもわからず、辛うじて仕事には行っていたけど、言いたいこともでてこないし、考えが纏まらない。
でも仕事を休んでもよくなるとも思えなかった。
家にいても心が休まることはなかったから。
そんな生活が変わるきっかけは、子供の授業参観。
三男は授業中にわからないことを周りに悟られたくなくて、一生懸命ノートに書くふりをしていた。
その姿を見たときに涙が出てきた。
私が一番苦しいと思っていた。
子供に真剣に向き合ってると思っていたけど、私は子供のことをちゃんと見れてなかった。
一番苦しんでるのは三男だったのに。
学校でこんなに気持ちを張り詰めて、帰ってくれば家でも頑張ることを求められる。
父親は常に不在、たまに家にいれば不機嫌、母親にも冷たいし、子供にも怒鳴る。
母親は泣いてるし、父親の顔色ばかりを伺い怒られるのはいつも子供。
子供達にとっても、家庭に居場所なんてなかったことに、私はようやく気づけた。
この時に、三男のことをありのまま受け止めよう、もう枠にはめようとするのはやめよう、三男のペースでゆっくりでいいから歩んでいこう…そう誓った。
この子を守れるのは私しかいないんだから。