そんなムリした生活を続けていたある日、左の顎が痛み出した。

神経を触るような強烈な痛み。

一年前に親知らずを抜いた辺り。

痛みに耐えられず、すぐに親知らずを抜いた歯医者に行った。

レントゲンを撮ってもはっきりした原因は分からず。
恐らく筋膜症だと思うとのことで、顎のマッサージを勧められた。

言われた通りにマッサージをしてたら、痛みは酷くなる一方。

痛み止めを3時間おきに飲むしかない状況。

兎に角、痛みをなんとかしてほしい、マッサージをしたら痛みが酷くなった、この痛みはいつまで続くのか…と又歯医者に言ったけど、親知らずを抜いた時は問題はなく、うちの責任ではないと、逃げ腰。

責任問題を言ってるんじゃない!痛みをなんとかしてほしいだけ!と訴えても、原因はわからない、うちの責任ではないの一点張り。

仕方がないので、他の病院に行き、MRIを撮ったら、なんと一年前に抜いた親知らずの根っこが炎症を起こしてることがわかった。

親知らずの根っこは神経に近いところにあったから、あえて残したもの。
普通は1年もたてば骨になるらしく、1年経って痛み出すというケースはかなり珍しいらしい。

痛みを根本的になくすには、根っこを取るしかないと言われ、総合病院で全員麻酔で取った。

ストレスって本当に恐ろしい。
精神的にムリしてたことで、体にも負担がかかっていた。

夫に言ったらまた嫌味に捉えられるのがイヤだったから、ストレスが原因だとは言えなかった。

いつまで、こんな生活続けなきゃいけないんだろうと思いながら、離婚するだけの気持ちにもなれず、ただひたすら夫が目を覚ましてくれることに希望をつなぎ耐える毎日。

された側がこんな苦しい思いをするなんて。

ただの同居人、お金を運んできてくれる人って割り切れればどんなに楽だろう。

でも一緒に暮らしてて、少しでも優しくされると、いつか変わってくれるんじゃないかって、どこかで期待してしまう…そんな日々だった。