向こうが出ていってからも、子供達は特にそこに触れることはなかった。
元々子育てにはあまり関わってきてないし、何より殆ど家にはいなかったから、帰ってこなくなっても、日常生活に大きな変化はなかったからだと思う。
私の笑顔や子供との会話が増え、家が何よりも心地よく、幸せな場所になった。
私は、子供達が普段と変わらない様子だったことに、とにかくホッとしていた。
やっぱり、この家に拘って良かった。
ただ、離婚することは友達に知られたくないと言っていたので、そこは子供の気持ちを尊重して、周りの人には言わないことにした。