泣きながら、親友に電話した。

ツーショット見ちゃったよ…

今から行くから!
顔見て帰るだけでもいいから、とにかく行くから!

私のために親友がかけつけてくれる。
こんなにも心配してくれる人がいる。

気持ちが落ち着き、冷静さを取り戻した。

とにかく証拠をおさえなくちゃ。

エステサロンが入っているホテルの駐車場に向かった。

駐車場へのエレベーターを降りようとしたら、そこでなんとバカ夫にバッタリ会ってしまった。

私は動揺を隠して、努めて冷静に聞いた。

あれ?今日は現場の仕事だって言ってなかった?
なんでこんなとこにいるの?

あ…急に打合せ入っちゃって。
え?お前はこんなとこでどうしたの?

友達とランチしようと思って。

頭の中は冷静で、今問い詰めても、絶対認めないだろう、いつものありえないような言い訳を並べるだけと考えていた。
ここで問い詰めても女を守るだけだ、そう思って、それ以上問い詰めることもなく、バイバイした。