この苦しみを思いっきりぶつけたかった。
だけど、ぶつけたところで、バカ夫の心には何にも響かないこともわかっていた。
そんな中でも、私は、バカ夫がこんな風になったのは何か理由があるはずと、心のうちを理解したい、理解しようと、必死に考えていた。
共通の友人でもあるバカ夫の同僚に、最近家でもイライラしてるんだけど、会社でなんかあったのかなーと相談してみた。
そしたら、会社ではパワハラまがいの叱責をされていることがわかった。
そうか。バカ夫も辛いのか、その辛さを私にぶつけてるのかも、弱さを見せたくなくて、虚勢を張っているのかも、とバカ夫の言動に理由づけをしようとした。
だけど、いくら理解しようとしても、自分だったら暴言吐いたりしないけどなとか、だからといって不倫していい訳ないとか思ってしまうのだ。
もういくら考えてもバカ夫の心のうちはわからない。結局私の勝手な憶測でしかない。
考えてもどうせわからないなら、考えるのは止めよう。そんなことを考えていた。