昨日のコンサートの模様を書きたかったのですが、写真がまだ送られて来ないので今日気になったことについて書きたいと思います。
子どもを産んだとき、子どもの将来を思って色々なことを心に決めました。その中の一番大きな決心が「自立」です。私の子どもは二人。二人とも女の子です。将来は愛する人の元へ嫁ぐかもしれません。その時に自分の家族を健康な心と身体で愛し、家庭を守って欲しいと思ったから、私の子育ての一番大きな決心が「自立させる」でした。
生まれたばかりの娘たちは、あまりにも可愛くて3歳になるまでは舐めまわして育てました。私は産後1ヶ月で仕事を再開していたので二人とも保育園育ちですが、一緒にいられるときはずっとスキンシップしていました。
長女が3歳を迎える誕生日が近づいた時「そろそろプレゼントを喜ぶ年頃だ」と何をプレゼントしようかと考えたあげく、『踏み台』にしました。近くのホームセンターで白木の踏み台(500円くらい?)とペパーミントグリーンのペンキと刷毛を買ってペイントしました。そして油性マジックで名前や絵、メッセージを書きました。「何か一生の想い出にならないか?」と思い付いたのが“本人に絵を描かせる”でした。踏み台なので上に書いたらいつか消えてしまいます。なので裏側に「ももちゃん、ここに何かお絵描きしようね」と好きな絵を描かせました。写真をご覧下さい。
何で踏み台?
長女はとっても小さいカラダでした。いつまでたってもすべてのことに私が付いて行き、抱き上げて手を洗う、電気を点ける、消す、と日に何回することでしょう。疲れている私は3歳になる我が子へ、この子を生んだときの「自立させる」を実行しよう!!と意を決しての踏み台プレゼント、だったのです。お誕生日当日、「ももちゃ~ん、3歳のお誕生日おめでとう!!今日から3歳だね。3歳すっご~いね!3歳になると何でも出来るようになるんだよ。これを使えば!!」と踏み台をプレゼントしました。小さなももちゃんは踏み台を使って電気を付けたり、消したり。洗面所の水を出したり止めたりしてその度に私が「すっご~い!ももちゃん、自分で出来る~」と褒めるので得意げでした。
この「踏み台」から始まり、私の『子育て自立計画』は着々と進んでゆくのでした。そして今、長女は中2。次女小4。完璧にはほど遠いですが、ほとんど自立完了です。洗濯干しや取り込み、美しくたたむこと、掃除、お茶碗洗いやトイレ掃除、お風呂掃除やお風呂の支度、ご飯作り(たくさんのメニューはまだ出来ませんが、朝食も昼食も夕食も大丈夫です)幸せに人生を生きるためには、ひとりひとりがまず『自立』していなければ誰かに頼る生き方しか出来なくなってしまいます。自分自身の身の回りのことが出来ない(やらない)。働けない(働かない)。家族の一員としての仕事ができない(しない)。“出来ない”“やらない”ならそれは誰がやるの?たいていの場合は一緒に生活をする両親や妻(夫)が請け負うのでしょう。そんな依存するしか無い生き方をしていてどうして心から幸せと感じて生きることが出来ましょうか?
今、家族内で不満を持って誰もに等しく与えられている時間を怒りや憎しみで過ごしている人がこの日記を読んでいるとしたらこの先も読んで下さるよう、どうかお願いします。
「依存されている人へ」
あなたを必要として頼る人をあなたの大きな愛であたたかく、そして厳しく包んであげて欲しいです。あなたを頼ることしか出来ない人、あなたに甘えてばかりではその人は決して真の幸せを掴むことは出来ないです。勇気を持ってその方に自分の足で生きることの素晴らしさや物事の責任を取る潔さに本当の人間の強さと豊かさのあることを教えてあげて下さい。そして、あなたも切れば血の出る人間です。勇気をもってあなた自身を守ってください。自分を大切にすることが結局愛する家族の幸せでもあります。それが本当の家族の在り方です。そして、自分を大切にし、相手も大切にすることは家族の枠を超えて共生する人たちとの信頼や愛を育てます。その先にあるのは光り輝いた未来です。少しの勇気で未来は変わります。あなたなら出来る、頑張って!!
「依存している人へ」
あなたを愛してくれる人がいる。有り難いことですね。でも、あなたは「愛されてる」と思ってないかもしれない。けれど、あなたの出来ない事を支えてくれる人はあなたを愛する気持ちがあるからあなたの出来ない事をあなたに代わってしてくれる。だから愛が無ければ出来ないのですよ。けれどその愛にずっとあぐらをかいていると相手の愛が憎しみに変わることもあります。あなたを愛してくれている内に気づいてあなたがあなた自身の足で立って生きることを選んでくれたらと思います。自立して生きるということは今度はあなたが誰かを支えたり、誰かの役に立って生きることになります。決して楽なことはありません。けれど、やったことはすべて鏡のごとく自分に返って来ます。自分以外の人のために何かをしたことはそのまま自分に返って来る。嫌なことが起こった人は嫌なことを誰かにしてしまった。いいことが起こった人はいいことを誰かにした。人間は完璧ではないからこのことはどちらも、誰にでもあります。そのひとつひとつに「教えてくれてありがとう」と感謝して、また前を見て生きたらあなたの知らない素晴らしい未来が待っています。
次女の現在の担任の先生が懇談会の時に「(人間関係で)悪いことが起こった時まず他人の所為にするのではなくて、自分が悪いのかしら?何か出来ることがあるかしら?と考えられるようにと思ってます」とおっしゃった。まだ未婚の若い女性の先生なのですがこの言葉を聞いてとても嬉しかったです。そうなのです。みんながそうやって優しい心で生きられたら争いは今よりずっと無くなる。生きやすくて笑顔いっぱいの世の中になります。
今のあなたを鏡で映してみてください。優しい笑顔のあなたがいますか?
あなたは依存する人?される人?
それとも自立してる人?
あなたも、あなたの大切な人も互いに自立して支え合って暮らしていますように。。。
10年前。長女3歳のときのプレゼント「踏み台」もう名前は消えかかってます。

「きょうからひとりででんきできるよ」「ひとりでてがあらえるよ」

3歳の誕生日に長女が描いた絵。みんな同じに見えますが、特徴つかんでます。
