小学校で読み聞かせのボランティアに参加しました。
私はSさんというベテランの方とペアにしていただき、今日は見学させていただきました。
Sさんは「お母さんのはなし」という脚本/稲庭桂子、絵/いわさきちひろさんの紙芝居を読み聞かせてくれました。
4年生のクラスでの読み聞かせでしたが、みんな集中して聞いていました。
「お母さんのはなし」は我が子を死神にとられてしまうお話です。
我が子を取り返そうとお母さんは目をとられたり、紙を白髪にさせられたりします。
それでも、「私のできることなら何でもします」と最後に死神に頼みます。
死神はお母さんの目を返し「この目でお前の子どもの将来を見てみろ。」と言います。
ひとつの穴は幸せの姿。もうひとつは不幸せな姿が映っています。
「これでも子どもを生き返らせたいか?」と死神は言います。
お母さんは「もし、この子が病気になってしまったなら、病気を治す医者になりたいと言うでしょう。」
「もし、この子が貧乏なら、たくさん働くでしょう」
「もし、もし、・・・・でしょう」と
我が子はきっと人の役に立つ子になる。だから私の息子を返して下さい。とお願いをして子どもを返してもらいます。
最後の絵には、母に抱かれた子どもの寝顔と、お母さんの、それはそれは優しく子どもを頬ずりする母の絵が描かれていました。
その最後の絵と、母の
「どんな逆境に遭っても、きっとこの子は人の役に立つ人になる」
という強い想いと、Sさんの優しく、思いやりのある、そして子供達に「どうぞ、わかってね」という思いの込められた声が私の中に充満してきっとクラスの誰よりも私が一番感動していたと思います。
素晴らしい本はたくさんあっても、それを語り継ぐ人がいなければ通じていきません。
私は今日このボランティアに参加させていただけたことを神様に感謝しました。
語り継ぐ一人として、またひとつ、やるべきことを頂きました。
思い切って参加して良かったです(^_^)