父はいま、精神科の隔離病棟にいる

先月の27日に強制入院となった


先月はじまった母への暴力は毎晩続き、1週間が経った頃には母も家族も限界となり、見兼ねてデイケアに通っていた施設が「受け入れ先が見つかるまで特例で預かる」と言ってくれた
母は恐怖心から父と会うことはもちろん、話をしたいと父からかかってきた電話にも具合が悪くなると言って出ない程の精神状態だった

その生活も2週間を迎える頃、施設でも夜中に服を脱いで裸になるなどし、問題になり始めた

通院していた病院に母が相談すると、もう通院治療は無理だから入院できるところならどこでも良いからいれた方が良いと言われたと連絡が来た

母の友人から勧められていた精神科の病院は、状態を聞いて個室でないとむりだが、個室はいつ空くか分からないから無理だとことわられた

ケアマネに介護施設は無理かと聞くと、予算的に特養しか無理だけど順番待ちだからね
と言われる
とにかく申し込みだけしておいて、今は病院しかないかな…と言うことになる

紹介された病院に片っ端から電話をするも全てダメで、事情を話しさらにその病院の人に他に病院が無いか聞く
繰り返し、もうこれがダメなら全滅、と言うところで「昨日レビーの人が退院したのよ、明日連れてこれる?」と言われる

翌日、私が施設に父を迎えに行き、母とは病院で待ち合わせた

父は車に乗ると「なんだ、今日はみんなして出て来てオカシイな〜〜」「まさか俺のこと追い出そうとしてるんじゃないの?」「朝なんて足揉んでくれたりしてさ〜」と上機嫌で話していた
その日の父は仕事をしていた頃の父で、施設は役所、施設長は市長だった
車の中でカステラを食べながら病院までご機嫌にドライブをした

 病院につくと待合室に猫が一匹いた
動物好きの父は嬉しそうに、そこにいた人にうちにも一匹かってるんですよ、なんて話しかけていた
母のことは無視しているようだった

診察室に呼ばれ、母・私・父とならび症状を聞かれた