里山の四季 -4ページ目

キジのほろうち

今朝、孫の登校の見守り隊で小学校の門についた瞬間

丘の上から大きな鳥が羽ばたきながら校庭に着陸した。

雉の牡だった。

魔帆を見送って帰途に就いて校庭の前の田圃を見ると

先ほどの雉が歩いていた。

絶好のチャンスと思って迎えに来た家人の車で自宅に帰り

500mmレンズを抱えた舞い戻ったら既に雉は雲隠れ。


2時間程して所要で町まで出かけ

帰途、またぞろ学校へ。

近辺をうろうろしていたら「ケーン」

雉の縄張り宣言orラブコールの声。

声のする方に行ってみたところ

木の下で寛いでいる。

車に乗ったまま、カメラを向けて居たところ

「ケーン」、「ブルブル」


kiji

雉が「ほろうち」した一瞬をパチリ。

雉も鳴かずば撮られまいに・・・

伊能忠敬翁は彼岸に回向したのだろうか?

今日は彼岸の中日。

通常の善男善女はこの時期墓参して先祖供養する。

では、全国測量で忙しかった伊能忠敬翁は

この彼岸に例えば最初の連れ合いである達(ミチ)さんを回向したのだろうか?

彼岸繋がりで思いつき、測量日記の中に「彼岸」とか「回向」という言葉が

あるか銅貨検索してみた。

残念ながら「彼岸」とか「回向」ではヒットしなかった。

因みに、文化11年新暦の3月20日は兵庫県福知山近辺の測量であったが

せっせせっせと測量して居り、地元の役人たちも大勢挨拶にまかり出ていたようである。


一方、200年後の自分は墓参を済ませ、

ご先祖さまに差し上げる畑の恵みをと探してみたところ

・ノラボー菜が食べごろ


nora


また、20程前に植え付けたじゃが芋がようやく芽をさましていた。


jyaga1  jyaga2


畦はどうかと言ってみると、ツクシン坊は粉を吹いていた。


tsukushi


今日あたり、桜が開花するかもしれない。



啓蟄の頃

桃の節句が終わり、明日はカエルやケラやメダカなどが活動を始める啓蟄に突入とのことである。

吾が庵でも

如何にも春ダ、と思える花が咲きだした。


hotokenoza 仏の座

serji パイナップルセージ

sanshuyu1 サンシュユ

生きものと言えば、

数日前にキジバトが孵化した。


kijibato 雛への餌を探す親鳩


また、水槽代わりの水甕ではメダカが泳いでいた。
medaka


これからは日に日に春が押し寄せてくるだろう。