数えきれない数 腐る程

本当に腐る程 役者は いる。




だから 演劇は 今この瞬間も何処かで誰かの身体を使って行われる。







先日
MANKAI STAGE A3! 
SPRING & SUMMER 2018
凱旋公演を終えて大千穐楽を迎えました。














キャラクターは魅力的な人物ばかり。



MANKAIカンパニーでは
監督のもと 役者として舞台に立ち

自分の何かを
克服したり 乗り越えたり 隠し通したり 立ち向かっていく。

何もない人はいない。







A3!の世界が好きだなと思うのは
現実と同じで その人間臭いところがちゃんと描かれているところだなと思うからです。



僕も役者をしているので 特に思う事がありました。ただただ 監督としてアプリゲームをプレイする事はできず 感じたり思ったりする事は 他の仕事をしている方々とは少し違ったかもしれません。


でも たくさんの方々に愛される理由を考えて僕なりにこの世界を愛して 自分の解釈で 舞台に立ったつもりです。








舞台化の話を伺い 初めてこの作品を知ってからずっと思ってる事は 




「舞台って素敵なんだよ!」


と こんなに叫んで良いお話が
これ程までに愛されているのか。って事。





何度も言いますが 俺も役者をやってるから 嬉しいんです。自分のやっている演劇の仕事が多くの人に愛されている事は。









原作者の方々と何度もお話をさせて頂けました。
舞台が大好きで A3!をどこまでも愛していて
たくさんの人にその魅力を伝えんとする気持ちはとても純粋で 話を聴いている俺の五感すべてに僅かな濁りもなく 澄み渡る。その感覚は幸福でなりませんでした。





(俺はこの方々のお気持ちを体現しなければならない)と思いました。






果てしなく高いハードルではなかったように思えます。僕も舞台が好きですから。
稽古から本番中まで何をどうすればこの作品の素晴らしさを伝えられるのかを考える日々でしたが、


この舞台を創ろうと集まった全ての方々がとても魅力的で素敵な人たちばかり。








キャストもスタッフ様も
純粋に真っ直ぐに作品と向きあって
ただの仕事 という姿勢で挑む人がいなかった事は驚きでした。



なんて恵まれた環境だ。と何度も思った。







ここにいる方々とA3!を創れたらきっと
「舞台って素晴らしい」ってことが心の底から叫べるだろうと思いました。
















今までやってきたどんな舞台も僕にとってかけがえのないものばかりでしたが


A3!に出演出来たことは役者人生だけではなく 僕自身のこれからの人生においても宝になるだろうと思った。






本当にありがとうございました。






シトロン



貴方にはたくさん救われました。


貴方を演じる事ができて本当に幸せでした。



これからもよろしくね。












春組でよかった。







夏組がいてよかった。










みんなで良かった。











演出の松崎史也さんを
僕はとても尊敬しています。


作品や役者に向き合う演出家としての姿勢も考え方も 計り知れない程に深い愛情が全員に伝わっちまうその人間性も。だけど どこか冷静で 汚い部分も持ってて それも解ってて。


きっと史也さんが演出じゃなかったら
A3!という作品の素晴らしさはここまで表現出来なかった。絶対。

絶対に無理だった。




振付の梅棒さんからは 今人さんと和也さん。
御二人がいて笑いが絶える事はなかった。
センスと知識をフル活用して作品に必要なものと要らないものを瞬時に見極めてくれました。何かあっても「やっちゃいましょう。」って言ってた。その度に稽古場は和んだ。











曲を作ってくれたYuさん
歌唱指導の都乃さん

もう楽曲がすんごい。天才としか言いようがない。何度、歌詞に心動かされたか。ずっと聴いてた。エーステで産まれた楽曲たち一つ一つ、歌詞の一言一言にちゃんと意味を持たせて表現してほしいことを要求して頂いて、Yuさんは愛情深いのだ。
その思いをちゃんと受け継いで俺たちに歌い方を教えてくれた都乃さんは 表現者の気持ちがわかるお方。より良い方法を模索して教えて頂きました。















長くない?このブログ。大丈夫?これ、大丈夫?












こんなにすんげえ人達ばっかり集まっちゃって 素晴らしい作品があって、舞台がつまんない訳がない。




本番中もずっと楽しかったです。











そして何より
監督の存在。




どんな舞台でもお客様が来てくれなかったら
舞台は意味がない。と僕は思っています。




今回はそのお客様が登場人物である監督でございました。



監督がいなかったら、この作品は完成しません。だから稽古中に「完成」は訪れませんでした。本番に入って 監督が劇場にきて 俺たちを監てくれて 初めてエーステは完成でした。


ご来場頂いた全ての監督の皆様
エーステを完成させてくれてありがとうございました。












色んな監督がいらっしゃったと思いますが、普段舞台を観ない方々にも、良く観劇をされる方々にも愛される作品であったなら良いと願うばかりです。







頑張った成果をお披露目したつもりはありません。


でも頑張りました。









エーステはもう次に動き出しています!
秋組と冬組のお話にシトロンくんは出てきませんが きっと素晴らしい作品になると思います。
監督の皆様 引き続き 見守ってください。
舞台を完成させる為に。




改めまして
ご来場頂いた皆様
本当にありがとうございました!

















いつも古谷大和を応援してくださる皆様

今回もたくさんのお手紙や贈り物
メッセージやコメント
ありがとうございました!


全て大切にします!



こうやって素晴らしい作品に出会える環境までこれたのも みんなが応援してくれるからです。


いつも本当にありがとう。




この前のいっぱくふつかやカレンダーイベントもそうですが、会いに来てくれる事の凄さを これからも失念する事はありません。


この感謝の気持ちを返すのに
どれ程のことをすれば良いのか 乏しい私の思考では 板の上でしか表現できないのかもしれませんがそれでも 弛まずに



頑張ります。








引き続き 応援の程
宜しくお願い致します。










最後まで読んで下さいまして
ありがとうございました!!

今回はこの辺で。


素敵な夢を。