皆さん、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

今年ほど、自宅でノンビリしていることが、’利口’なコトだと悦に入っていることはありませんw。

 

ガースーより年頭所感が官邸から発信されています。

 

その所感を拝見し、国難を前に一生懸命尽力されていることとは思いますが、ガースーは、未だに国民の命と経済を回す持論を変える決心が付かないでいる。国家の最高権力者ではあるが、その地位に就いてまだ日が浅く、都市部に於いて新型コロナウイルスが猛威をふるっているのを目の辺りにしながらも、緊急事態宣言を発動して国民の行動を拘束することに二の足を踏み続けてしまうその気持ちも分からないではない。しかし、国家危機に際してリーダーシップの質が問われていることに、御本人も国民も気付かなければいけない。

 

そもそも、ガースーは議会制民主主義において選ばれた総理ではない。ベーアーの突如の辞任を受け、国会の緊急事態に、自民党の党則(←二階幹事長の一言)により、選出されたのである。じゃぁ~、コイツだったら、今を上手くやれたのだろうかは甚だ疑問である。

 

※典拠: NHK政治マガジン 『石破茂は、終わったのか

 

ましては、禅譲を期待していたダーキシなどは、派閥内での存在感が消え、発言・発信すら聞こえてこない。

 

私は、どちらかと云えば左系思想信者ではあるが、戦後の自民党政策の年金システムのお陰様で、このコロナ禍の最中、年金フル受給者となり思いがけず我が世の春を享受していることに国民の一員として感謝したいが、にわかジャーナリストの端くれとしては、やはり世の中の是々非々に対して声を上げるべきかと思っている。

 

嫌われるからナニも言わないでは、有権者の票欲しさに買収を厭わない輩と同じと思われては心外であろう。

 

この暇な時間に、あの英国元首相ウインストン・チャーチルの伝記映画に接することが出来た。当時、世界中の不人気政治家と評されていた彼が、世界で唯一、ヒトラー・ナチスに抵抗する姿勢をとり続け、ダンケルクでの敗北を受け、ドイツとの講和に傾きつつあった国会・国民を説き伏せ、バトル・オブ・ブリテンでの勝利を成し遂げる。米国を説得して、第二次世界大戦に参戦さたのも彼である。今思えば、連合国において英国ファーストであったために、ノルマンディー作戦に反対したことから、米国のルーズベルト大統領/アイゼンハワー元帥に主導権が移り、戦後の総選挙で敗北するに至ったが、戦時中の彼の声明=一挙手一投足が国民を鼓舞し、国家一丸となって連合国が勝利する原動力なった彼の業績が歴史から消えることは無い。

 

政治では結果が求められ、そしてリーダーにはその資質が求められていることを、2021年の初日に所感として申し上げたかったのである。

 

 

【週刊ナンダイ!?】編集長/にわか市政ジャーナリスト=福祉サンタ