夏バテしないように暑い夏にはやはり鰻丼ですね
私の行きつけだった鰻屋が昨年閉店されてしまい、他に安くて美味しい鰻屋はないかいろいろ物色しているところです。リーズナブルな鰻料理の店というと、数年前に名古屋で開店した「昼だけうなぎ屋」と、横浜から名古屋へ進出してきた「鰻の成瀬」が、私の最近の注目店です。「昼だけうなぎ屋」は、鰻1本が入った鰻丼やひつまぶしコースが3千円以内と格安です。一応日本産の鰻を使用しているようです。他にも気になる店はあるのですが、きょうは、「昼だけうなぎ屋」へ行ってきました。生肉専家の店を昼だけ間借りしているようです。口コミでは、コクが無い甘いだけのタレのようだとか、生臭さが残る匂いなどのコメントも一部に見られます。格安店ですので、最近特に多くなっているやっかみによる口コミかもしれません。果たしてその口コミが本当なのか確かめてもみたいと思いました。「昼だけうなぎ屋」の季節限定の鰻丼で、肉厚の鰻が1尾、肝焼きが5個のった「特上肉厚鰻丼」。看板の中央にありますね。8月末までは、3350円が2900円にプライスダウン。プライスダウンしなくてもかなりお値打ちです。たとえば、名古屋の有名店「うな富士」では、肝入り上うなぎ丼【限定】が7,390円(税込み)です。それでも、すぐに売り切れてしまいます。それにしても庶民にとっては、お高いですね。肝だけの場合は、肝焼(限定)1,750円です。どの程度の量の違いがあるかは分かりませんが、「昼だけうなぎ屋」では、その肝焼が、1/3以下の550円です。「昼だけうなぎ屋」の鰻の蒲焼きそのままの味をじっくり確認したかったのと、夏バテ防止に肝焼きがどうしても食べたかったので「特上肉厚鰻丼」にしました。肉厚は期待したほどではなく天然物とは厚みやふっくらさが違うように感じます。値段が値段ですから致し方ないように思います。味は、甘すぎず辛すぎず適度なお味です。口コミのような批判は当たらないようです。いまどきコクや旨みは長年の伝統がなくても醸し出せますから、これは私の舌では分かりません。追加用のタレと山椒を合わせて持ってきてくれました。山椒だけ少し使用しタレは追加せずともちょうど良い感じでした。ご飯の量はやや少なめでしたが、どうせワイフのご飯が余るのでこれでOKです。「特上肉厚鰻丼」ワイフは「名古屋名物ひつまぶし<上>を堪能!全3品【3000円(税込)御膳】」。これもかなりお得です。写真を撮るのを忘れたのでネットから拝借。私は鰻丼派ですが、ワイフはひつまぶし派で、ひととおり鰻の蒲焼きを堪能した後に、だし汁をかけてネギや海苔のきざみを載せお茶漬けで食べ、二度美味しく味わいます。そこにう巻きが付いているのが気に入って選択したようで、満足していました。二人で5900円(税込み)はかなりリーズナブルです。なお、駐車場はありませんが、近くに30分100円という超お値打ちな駐車場がありました。今池の繁華街でこの安さは考えられません。総じてお得感がいっぱいで満足できるものでした。次は「鰻の成瀬」に行ってみよう。こちらは、鰻が1尾の「うな重 松」が税込2600円で食べられます。こちらも食材には気を遣っているようですが、ただ、横浜から進出してきた店だけあって、ひつまぶしは無いようです。どんな味か楽しみです。