行方市ふるさと山百合祭り2016♪ | 映画と旅と洞窟のブログ

行方市ふるさと山百合祭り2016♪

先週末は天候不順で朝から一面の曇り空でしたが、どんどん気温が上昇して、暑くなってきました。雲間から日差しが差してきたので、行方市のふるさと山百合まつりへ行ってきました。

 

行方市西連寺

 

ふるさと山百合まつりの会場である「井上山百合の里」へは、この西連寺が入口となります。山百合の里は自然の山なので駐車場やトイレがありません。そのため、ここから会場へ橋渡しをしています。

西蓮寺は、千年以上の歴史がある由緒あるお寺で、秋の彼岸には「常行三昧会」という大変珍しい儀式が行われる古刹です。→記事『7日7夜続く「常行三昧会」』

 

井上山百合の里

 

お寺の山門を抜けて、切通しの山道を下ると、田圃の向うに「井上山百合の里」が見えてきました。ここは関東でも有数の山百合の自生地となっていて、7月中旬から下旬にかけて、約2万本の山百合が咲きはじめます。

 

 

山百合の里の入口で、賛助金300円を払ってきれいに整備された山の遊歩道を進んでいきます。賛助金は、この里山の管理料です。一年を通じて、里山を管理することで、毎年、山百合が咲き続けることができるそうです。

 

 

きれいに整備された山の斜面のあちこちに、見事な山百合がたくさん咲いています。

里山の杉木立が、綺麗に枝払いされているので、明るい山の斜面に、真っ白な大輪の山百合が咲き誇っていました!

 

 

ちょうど満開の盛りで、里山に山百合の甘い香りが漂って、とても清廉な雰囲気でした。新鮮な緑の息吹で、心地よい森林浴ですが、この日は気温が高かったので、汗もたくさんかきましたw

 

山百合の多くは山の斜面に咲いていますが、遊歩道の脇にも咲いてる山百合もあるので、甘い香りを楽しんだり、じっくり観察できるのもいいですね。

 

 

里山の遊歩道は綺麗に整備されていて、歩道橋もあったりと、里山を立体的に散策できるようになっています。

 

 

山百合の花は純白で、花弁の中心に黄色の筋と紅色の斑点があります。とても豪華であることから『ユリの王様』と呼ばれるそうです。

 

 

また、山百合は、発芽から開花まで5年以上かかり、古い株ほど多くの花をつけるそうです。太い幹の花と蕾を数えたら、最高で11個もありました!

 

 

急な斜面に垂れ下がって、咲いている山百合もあります。花弁が下を向いているので、しゃがみ込まないと花弁がよく見えません。

 

 

井上山百合の里は、大体20分位で廻れるくらいの距離でしょうか。足早に歩くとあっという間に終わりなので、所々で立ち止まって山百合をじっくり鑑賞しながら、ゆっくり歩くといいですね♪

 

 

里山の入口には休憩所があって、冷たい麦茶を無料で配っています。山里を歩いて喉もカラカラです、冷えた麦茶で喉を潤し疲れた足を休めて、くつろげます。

 

 

蒸かしたじゃがいもの無料サービスもあります。山歩きして、ちょっと小腹が減ったところに、ほくほくのジャガイモで、とても美味しく頂きました。

 

 

井上山百合の里は、とても綺麗に整備された里山で、自然の息吹を感じながら、豪華な山百合をじっくり鑑賞できる、とてもお勧めの場所です♪今年はそろそろ終わりですが、是非一度行方市の山百合をご覧になってください♪