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【ドラフト5年後答え合わせ】2021年DeNA編:ドラ1小園ら上位全滅の惨状、広島よりも下の酷さ

「ドラフト5年後答え合わせ」企画の第2弾をお届けします。

今回は、2021年ドラフト会議でセ・リーグ最下位としてウェーバー優先権を持っていた「横浜DeNAベイスターズ」の指名全9名(支配下6名・育成3名)を独自基準で採点します。

結論から言えば、前回の広島(9名中5名退団で「D」評価)をさらに下回り、球界を震撼させる「9名中7名がすでに退団し、主力定着ゼロ」という大惨状が浮き彫りになりました。

 

2021年横浜DeNA・個別採点簿

1位:小園 健太(投手 / 市立和歌山高)

  • 【評価:0点】退団(戦力外通告)
    競合の末に引き当て、三浦大輔監督の現役時代の代名詞「18」を託された世代屈指の本格派。
    しかしプロ5年間の通算一軍登板はわずか2試合。
    度重なる故障や球威不足に苦しみ、今オフついに戦力外通告。
    球団のシンボルナンバーがわずか5年でNPBを去るという、歴史的な大誤算となりました。

2位:徳山 壮磨(投手 / 早稲田大)

  • 【評価:0点】退団
    大阪桐蔭〜早大を経て入団した即戦力右腕。
    2024年には中継ぎで29試合に登板し防御率2.45と片鱗を見せましたが、その後は肘の故障に泣き、2025年オフに戦力外通告。
    大卒上位の元を取るには至りませんでした。

3位:粟飯原 龍之介(内野手 / 東京学館高)

  • 【評価:0点】退団
    身体能力抜群の大型遊撃手として期待されましたが、プロの壁に阻まれ一度も一軍昇格を果たせないまま、2025年オフに戦力外となりました。

4位:三浦 銀二(投手 / 法政大)

  • 【評価:0点】退団(現役引退)
    六大学で活躍した即戦力右腕も、ルーキーイヤーの6試合登板のみで定着できず、2024年オフに戦力外を受けて現役引退しました。

5位:深沢 鳳介(投手 / 専修大松戸高)

  • 【評価:3点】
    一軍戦力・先発ローテ候補
    同期が次々と去る中での唯一の希望の光です。
    抜群の制球力を誇るサイドハンドとして二軍で経験を積み、2024年のトミー・ジョン手術を乗り越えて見事に復活。今季は一軍で10試合に先発し、5勝1敗、防御率2.96と躍進ました。
    高卒5年目・手術明けでローテ入りを果たした実績は立派な「3点」評価です。

6位:梶原 昂希(外野手 / 神奈川大)

  • 【評価:3点】一軍戦力・一軍半
    俊足強打の大型外野手として、2024年には91試合で打率.292、16盗塁をマークし日本一に大きく貢献しました。
    しかし、2025年は61試合(打率.245)、今季に至っては28試合(打率.203)と成績が明確に低下傾向にあります。
    6位指名のコスパとしては素晴らしいものの、ここ2年の停滞を見ると「不動のレギュラー(4点)」には届かず、現状は一軍半(3点)にとどまっています。

育成1位:村川 凪(外野手 / 徳島インディゴソックス)

  • 【評価:0点】退団(現役引退)
    広島・如水館高校出身の俊足外野手。ファームで盗塁王を獲得したものの支配下には届かず、2024年オフに引退。

育成2位:東出 直也(捕手 / 小松大谷高)

  • 【評価:0点】退団(現役引退)
    強肩捕手として入団も、支配下登録を掴めず2023年オフに戦力外。

育成3位:大橋 武尊(外野手 / 茨城アストロプラネッツ)

  • 【評価:0点】退団
    IMGアカデミー出身の異色のスピードスターでしたが、2023年オフに戦力外通告。

 

横浜DeNAの総合評価は、問答無用の【E(壊滅・歴史的大失敗)】です。

5位・深沢投手が手術を乗り越えてローテの一角に食い込み、6位・梶原選手が一時的にブレイクを果たした下位指名の奮闘は見事です。

しかし、どれだけ甘く見積もっても「不動のレギュラー(4点以上)が1人もおらず、指名全9名中7名がすでに退団している」という事実はあまりに凄惨です。

特に、ドラフトの屋台骨となるはずの1位小園、2位徳山、3位粟飯原、4位三浦と「上位1〜4位が5年以内に全員退団」したことは、編成上致命的なダメージと言えます。

 

前回の広島編で「9名中5名退団は失敗(D評価)」とシビアに総括しましたが、DeNAの惨状を見ると、黒原(1位・3点)や森(2位・3点)が一軍でイニングを食っている広島のスカウティングのほうが、まだマシだったことが分かります。

また、6位指名の比較は非常に興味深い対比です。

両者ともに規定打席や日本一貢献など一度は特大のブレイクを果たしながら、現在は怪我や不調で「一軍半(3点)」に後退して壁にぶつかっています。

プロの世界でレギュラーを張り続けることの厳しさを、両球団のドラ6が物語っています。

 

指名上位が総崩れとなったDeNAの2021年。

ドラフトの恐ろしさを象徴する残酷な世代となりました。

次回は、同年のパ・リーグ6位、北海道日ハム編をお届けします。