米 アカデミー賞は 残念ながら

ゴジラ や ジブリ作品に及ばずだったが

 

これはこれで

役所さんの演技がきらりと光る

映画だった。

 

ここからは ネタばれになりますが

 

驚いたのが、

スナックの女将 演じる 石川さゆりさんと

そのアフレコの歌の凄さ

さらに

 

その元 旦那役が 三浦友和さんで・・・

(末期のガンと 告げられて 一緒にかげふみするシーン)

 

カセットテープの音楽と

共に走る 

都内の街並みと

バックミラーに

映る顔

 

それが最後に正面カットに変わり

人生はさも走馬灯のように

泣き 笑い するその表情の

エンドロールがみごとな

これはフランス人好みの映画なのだと

つくづく

感じた次第

 

もくもくと日々の「トイレ掃除」をこなす

その人生の元にあった

過去

なにかを想像するには

 

役所さんのもう1本

2020 トロント国際映画祭に出品された

「under the open sky」を観れば意味も分かるのかも